v14でACI0084254が修正されたことにより,環境設定の「アプリケーションモードに移動する時にデザインモードを終了する」が有効にされていない場合,カスタムモードでは常にスプラッシュスクリーンが表示されるようになりました。その場合,データベース設定の「インターフェース」ページで「スプラッシュスクリーン」をオフにしても,スプラッシュスクリーンが強制的に表示されます。これは仕様です。
カスタムモードでメニューバーを表示するためには,メインプロセスが最前面でなければならず,プロセスが最前面であるためには,ウィンドウを表示していなければなりません。ACI0084254の修正前,環境設定の「アプリケーションモードに移動する時にデザインモードを終了する」が有効にされておらず,データベース設定の「スプラッシュスクリーン」もオフに設定されている場合,カスタムモードからデザインモードに切り替えた後,カスタムモードに復帰することができませんでした。修正により,環境設定の「アプリケーションモードに移動する時にデザインモードを終了する」が有効にされていない場合,強制的にスプラッシュスクリーンが表示されるようになりました。
Apple Silicon版の:macOS Big SurでGet application info
を実行した場合,cpuUsage
プロパティに-1
が返されます。これは仕様です。コマンドは内部的にthread_infoを使用していますが,Rosettaで動作しているIntelアプリケーションには,CPUの情報が返されないようです。
HTTP SET OPTION
で設定できるHTTP timeout
は,接続タイムアウトです。サーバーとの接続が確立された後,HTTPレスポンスが返されるまで待機する時の上限ではないことに留意してください。タイムHTTP timeout
は,サーバーがダウンしている場合,いつまでもレスポンスを待ち続けるようなことを避けるために設定します。
DIALOG
コマンドで表示したダイアログは,確定またはキャンセル後にウィンドウが自動的に閉じられますが,明示的にCLOSE WINDOW
で閉じることが推奨されています。たとえば,Movable form dialog box
でダイアログ表示した直後,CLOSE WINDOW
を呼び出さずにCreate document
などのファイルシステムコマンドを実行した場合,モーダルウィンドウ閉じられる前にウィンドウが表示されてしまい,背後のウィンドウが操作できなくなるかもしれません。