18r3では,BASE64 DECODE
コマンドでデータURI(例:data:image/jpeg;base64,…
)をデコードすることができました。18r4以降,そのような文字列はデコードされず,空の値が返されます。これは仕様です。BASE64とデータURIは同じものではありません。データURIをデコードするのであれば,プリフィックス以降のデータをコマンドに渡してください。
$base64:=Substring($base64;Position(",";$base64)+1)
XML形式のインポートプロジェクトファイル(.4SI
)をコードで構築する場合,フィールド番号だけでなく,テーブル番号(table_no
)も省略せずに指定する必要があります。テーブル番号が省略されている,正しくレコードがインポートできないかもしれません。32ビット版のエディターで作成されたプロジェクトは,テーブル番号が省略されていることがあります。そのような場合,プロジェクトを再作成することで問題を解消することができます。
GET BACKUP INFORMATION
コマンドにNext backup date
セレクターを渡すことにより,次回に予定されているバックアップの日時を取得することができますが,この情報はバックアップ完了後に更新されるものなので,データベースメソッドのOn Backup Shutdown
で参照することはできません。これは仕様です。On Backup Shutdown
は,バックアップ終了直前に発生するイベントですが,この時点ではまだバックアップ処理の途中であることに留意してください。