4D-jp 4D Japan Technical Support Team

4D 20r7 修正リスト

2025-02-02

バージョン: 20r7
ビルド: 100344

  • ACI0105351 オブジェクト型フィールドのプロパティにクラシック言語とオブジェクト記法で代入した値が保存されませんでした。クラシック言語とOB SET,あるいはORDAとオブジェクト記法を使用すれば,問題なく値が保存されます。
CREATE RECORD([Table_1])
[Table_1]obj:={}
SAVE RECORD([Table_1])
[Table_1]obj.Monaco:=True
SAVE RECORD([Table_1])
  • ACI0105352 Windows版のみ。CEF版Webエリアにキーストークを監視するタイプのWebアプリケーションを表示した場合,パフォーマンスに問題がありました。

注記: CEFのバージョンアップに伴い,過去バージョン向けのパッチが無効になりました。修正により,4DCEFParameters ファイルを使用せず,非公式のWA SET PREFERENCES (...;200;False)を実行することで,disable-gpu-compositingを無効化し,パフォーマンスを改善することができます。とはいえ,これは特定のWebアプリを対象とした特別な措置であり,通常は使用するべきではありません。

  • ACI0105240 var構文で変数のデータモデルクラスを宣言した場合,その変数のリレーション属性に続けてパスを入力しようとすると,リレーション属性であるデータクラスではなく,変数のデータクラスのプロパティがコード補完に表示されました。

  • ACI0104489 メソッドエディターでクラス名をダブルクリックしてハイライト選択した場合,メニューの「定義に移動」が動作しませんでした。マウスやキーボードを使用してクラス名をハイライト選択した場合,あるいはクラス名をハイライト選択せずにキャレットをクラス名に置いた場合は問題ありません。

  • ACI0105373 Windows版のみ。フォームにスプリッターが配置されている場合,リサイズ操作で移動したオブジェクトが新しい位置に引っかかってしまうことがありました。ウィンドウを小さくした直後によく現象が発生します。

  • ACI0104856 Write Proドキュメントにセルのマージされたテーブルが表示されている場合,水平ルーラーの左マーカーが間違った位置に表示されました。

  • ACI0104816 Write Proドキュメントのテーブルの後に改行コードが存在する場合,WP Get elementswk type tableで取得したテキストに余計な改行コードが含まれました。

注記: WP Get elementsではなくWP INSERT DOCUMENTが修正されました。

  • ACI0105319 ビルド版サーバーアプリケーションの「ウィンドウ」メニューに「プロジェクト依存関係」が表示されました。Info.plist ファイルにcom.4D.HidePackageManagerMenuItemを追加すれば,回避することができます。

  • ACI0105308 フランス語版のみ。ようこそ画面のフランス語が正しくありませんでした。Ouvrir ou Créer un projet d’application の”C”は小文字で表記するべきです。

  • ACI0105295 クライアント/サーバー版のみ。サーバー側で特定のキーボードショートカットを設定することができませんでした。escape tab backspace return space および矢印キーが認識されません。

注記: リソースのXLIFFファイル(ToolBox__.xlf )に問題がありました。

  • ACI0105251 コンポーネントから関連メニューバーの設定されたフォームを表示した場合,アプリケーションのメニューバーが切り替わりませんでした。

  • ACI0105230 目的の値よりも前にnullが出現する場合,コレクション型プロパティに対するクエリがエンティティを返しませんでした。つまり,コレクション型プロパティの値が["Value";Null]であれば,attr.col[] in :1クエリでエンティティをクエリできますが,[Null;"Value"]では,クエリできませんでした。

注記: 修正に伴い,ブール型フィールドに対するシーケンシャルクエリの不具合も是正されました。ブール型フィールドの値がNullの場合,NOT(boolField IS NOT True)がヒットするようになりました。

  • ACI0105135 計算属性のORDAクエリに名前付き引数を使用した場合,Function queryにパラメーター値が渡されませんでした。プレースホルダーを使用すれば問題ありません。

  • ACI0104743 コンポーネントのクラス名をエクスプローラーで編集することができました。入力を確定すると,エラーメッセージが表示され,クラス名が復元されます。

  • ACI0104609 クライアント/サーバー版のみ。プロジェクトメソッドまたはクラス関数を文字列で渡した場合,entitySelection.orderByFormula()がエラーを返しました。Formula from stringで文字列をフォーミュラに変換すれば問題ありません。


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