Folder
コマンドには,ファイルシステムパス(例:"/PACKAGE"
)または定数(例:fk database folder
)を渡すことができます。コンポーネントからホスト側のパスを取得するには,アスタリスクオプション(*
)を指定します。このオプションが使用できるのは,定数でパスを指定した場合だけです。この点は,ドキュメントに明記されています。ファイルシステムとアスタリスクオプションを組み合わせて使用することはできない点に留意してください。
CLEAR VARIABLE
は,変数または配列をクリアするコマンドです。インタープリターモードでは,2次元配列の要素もクリアできるかもしれませんが,これは従来の振る舞いを変えないための特別な措置であり,コマンドに2次元配列の要素を渡すことは想定されていない点に留意してください。
コンパイルモードで配列の要素をCLEAR VARIABLE
でクリアすることはできません。2次元配列の要素は,変数(配列)とは違います。DELETE FROM ARRAY
を使用してください。
WP Get elements
にWrite Proドキュメントを渡した場合,要素のid
順にソートされたコレクションが返されます。本文に出現する順序ではない点に留意してください。これは仕様です。本文に出現する順序で要素を取得したいのであれば,Write Proドキュメント本文のレンジオブジェクトを渡してください。
$Paragraphs:=WP Get elements(WParea;wk type paragraph) //ID順
$Paragraphs:=WP Get elements(WP Get body(WParea);wk type paragraph) //出現順