4D-jp 4D Japan Technical Support Team

4D 21 修正リスト

2025-10-06

  • ACI0105891 QUICネットワークレイヤー(ngtcp2)のみ。クライアント/サーバー版のみ。データベースパラメーターのRemote connection sleep timeout (98)を設定したクライアントのシステムがスリープモードに移行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。QUICネットワークレイヤー(lsquic)では問題ありません。

  • ACI0105916 JSON Validateのコレクション型を渡すことができませんでした。

注記: コマンドのシンタックスが見直されました。

  • ACI0105901 エクスプローラーでテーブルを選択した場合,すぐにプレビューが表示されませんでした。エクスプローラーのウィンドウを背面に移動してから再び最前面に移動すれば,プレビューが表示されます。

  • ACI0105912 Windows版のみ。WinUIアピアランスのリストボックスが配置されたフォームを表示した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0105908 Chooseコマンドの引数としてクラスのプロパティを記述した場合,メソッドエディターのヘルプTipsに間違った型が表示されました。

  • ACI0105911 同一セッションの複数プロセスから同時にユーザー&グループにアクセスした場合,アプリケーションがクラッシュする恐れがありました。

  • ACI0105921 コンポーネントがインストールされていない新規プロジェクトにGitHubコンポーネントを追加した場合,コンポーネントはダウンロードされますが,依存関係マネージャーの画面が閉じられませんでした。lock.dependencies が存在しない場合に問題が発生するようです。

  • ACI0105930 クライアント/サーバー版バイナリモードのみ。新規メソッドを作成しようとした場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0105923 クエリエディターを閉じてから再表示した場合,ランタイムエラーが返されました。

  • ACI0105478 SET DATABASE PARAMETERのセレクター34(デバッグログ)の「即時記録」モードを有効化した場合,二重にエントリーが記録されました。

注記: 遅延記録モードでコマンドのパラメーターが二重に出力される不具合が修正されました。 二重に記録されているようにみえること自体は不具合ではありません。即時記録モードは,クラッシュ等の原因を調査するために使用されることが想定されており,オペレーションの前後にコマンド名が記録されるように設計されています。一方,遅延記録モードはパフォーマンスの最適化を図るために使用されることが想定されており,オペレーションの回数を確認したり,ベンチマーク統計のために使用されることが想定されています。


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