リストボックス列のマルチスタイルプロパティを有効化した場合,フォントカラーの#000000
はハイライト中も反転せず,黒のままであることに留意してください。
たとえば下記のようにセルの値を設定した場合,テキストのフォントカラーが反転しないため,見づらくなるかもしれません。
If (FORM Event.code=On Clicked)
ARRAY TEXT(v; 3)
v{1}:="<span style=\"color:#000000\">あいうえお</span>"
v{2}:="<span style=\"color:#000000\">かきくけこ</span>"
v{3}:="<span style=\"color:#000000\">さしすせそ</span>"
End if
#000000
やblack
ではなくautomatic
にすれば,ハイライトされた行のフォントカラーが黒から白に反転するようになります。
If (FORM Event.code=On Clicked)
ARRAY TEXT(v; 3)
v{1}:="<span style=\"color:automatic\">あいうえお</span>"
v{2}:="<span style=\"color:automatic\">かきくけこ</span>"
v{3}:="<span style=\"color:automatic\">さしすせそ</span>"
End if
標準スタイルのリストボックス列をLISTBOX SET ROW COLOR
でコントロールする場合,0x0
は自動ではなく黒です。
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 1; 0x0000)
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 2; 0x0000)
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 3; 0x0000)
0
ではなくlk inherited color(-255)
にすれば,ハイライトされた行のフォントカラーが黒から白に反転するようになります。
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 1; lk inherited color)
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 2; lk inherited color)
LISTBOX SET ROW COLOR(*; "column1"; 3; lk inherited color)
白黒以外のフォントカラーもコントロールしたいのであれば,メタ情報式の実装を検討してください。