プロジェクトモードでは,同一マシンで起動したクライアントをサーバーに接続することにより,デザインモードでプロジェクトを編集することができます。つまり,ローカルクライアントの場合,自動的に開発モードが有効化されます。
サーバーは,起動時にprojectToken.json ファイルを作成します。このファイルには,マシンを特定するためのUUIDとフルパスが書き込まれています。
- ~/Library/Application Support/4D Server/{プロジェクト名}
- C:\Users{ユーザー名}\AppData\Roaming\4D Server{プロジェクト名}
クライアントは,サーバーから送信されたUUIDとprojectToken.json ファイルのUUIDを比較し,合致すれば,ローカルクライアントであると判断します。ローカルクライアントは,クライアントキャッシュを使用せず,projectToken.json ファイルで指定されたプロジェクトのファイルを開きます。
アクセス権の問題等でprojectToken.json ファイルが開けない場合,サーバーと同一マシンからのアクセスであってもリモートクライアントと判定され,デザインモードのエディターがすべてリードオンリーになるかもしれません。そのような場合,サーバー停止中にprojectToken.json を削除し,次回の起動でファイルが再作成されていることを確認した上で,再度アクセスしてみてください。