4D-jp 4D Japan Technical Support Team

ローカルクライアントの判別


プロジェクトモードでは,同一マシンで起動したクライアントをサーバーに接続することにより,デザインモードでプロジェクトを編集することができます。つまり,ローカルクライアントの場合,自動的に開発モードが有効化されます。

サーバーは,起動時にprojectToken.json ファイルを作成します。このファイルには,マシンを特定するためのUUIDとフルパスが書き込まれています。

  • ~/Library/Application Support/4D Server/{プロジェクト名}
  • C:\Users{ユーザー名}\AppData\Roaming\4D Server{プロジェクト名}

クライアントは,サーバーから送信されたUUIDとprojectToken.json ファイルのUUIDを比較し,合致すれば,ローカルクライアントであると判断します。ローカルクライアントは,クライアントキャッシュを使用せず,projectToken.json ファイルで指定されたプロジェクトのファイルを開きます。

アクセス権の問題等でprojectToken.json ファイルが開けない場合,サーバーと同一マシンからのアクセスであってもリモートクライアントと判定され,デザインモードのエディターがすべてリードオンリーになるかもしれません。そのような場合,サーバー停止中にprojectToken.json を削除し,次回の起動でファイルが再作成されていることを確認した上で,再度アクセスしてみてください。


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