クライアントから4D Serverに接続するとき,4D.HTTPRequest
でHTTPリクエストを送信するとき,あるいはOpen datastore
でリモートデータストアに接続するとき,4Dはドメイン名を解決するためにDNSを使用します。
v20以前のバージョンでは,デバイスにIPv4とIPv6のネットワークインタフェースが存在する場合,DNSから返されたIPv6のサーバーが利用できないと通信エラーが返されました。障害が頻繁に発生するようであれば,オペレーティングシステムの設定でIPv6を無効化したほうが良いかもしれません。
20r5では,IPv4とIPv6の両方でDNSリクエストが送信されるよう,ネットワークレイヤーが改良されました。いずれかのアドレスが利用できれば,通信エラーにはならないので,安心してIPv6を有効化することができます。