4D-jp 4D Japan Technical Support Team

4D v19.0 修正リスト

2021-07-14

バージョン: 19.0
ビルド: 268337

  • ACI0102035 プロジェクトモードのみ。プロジェクトを開くたびにcatalog.4DCatalogファイルの内容が更新されました。フィールドなどのヘルプTipsが記述された<tip>タグの最後に改行コードが挿入されます。v18.4 HF3までは問題ありませんでした。動作に影響はありませんが,バージョン管理に支障をきたします。

  • ACI0102157 APPLY TO SELECTIONのフォーミュラにローカル変数が使用されている場合,コンパイルモードでエラーが返されました。EXECUTE FORMULAを実行しているわけではないので,コンパイルモードでも問題ないはずです。

ALL RECORDS([Table_1])
C_TEXT($t)
APPLY TO SELECTION([Table_1]; $t:=$t+[Table_1]Field_2)
  • ACI0102140 スケーラブルWebセッションを有効に設定し,REST API経由で同一のプロジェクトメソッドを連続コールした場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0102030 フォームに組み込まれたクイックレポートエディター上でカラムのドラッグ&ドロップを何度も繰り返した場合,エラーが返されました。

  • ACI0102139 バイナリモードのデータベースをプロジェクトモードに変換した場合,「スケーラブルWebセッション」の設定ができませんでした。データベース設定でオプションを有効にしても,WEB GET OPTIONWeb scalable session0を返しました。デフォルト値が正しくないようです。新規作成したプロジェクトは,デフォルトが1なので問題ありません。

  • ACI0102107 エクスプローラーの「テーブル」ページでテーブルを選択した場合,ダイアログの右側にフィールドリストが表示されますが,「ホーム」ページでは何も表示されませんでした。

  • ACI0102086 Windows版のみ。ライセンス登録者のファーストネームにアクセント文字が含まれている場合,ビルド版アプリケーションを起動すると,ライセンスが有効ではないというエラーが表示され,使用できませんでした。v19でライセンスファイルのBOMが取り除かれたことに伴う副作用のようです。

  • ACI0101878 プロジェクトモードのみ。データファイルのインデックス型がカタログのインデックス型と合致しない場合,ストラクチャエディターにはデータファイル側のインデックス型がストラクチャエディターに表示されました。そのため,ストラクチャ(プロジェクト)の入れ替えでインデックス型を変更することができません。バイナリモードでは,ストラクチャ側のインデックスが使用されました。

  • ACI0101933 Apple Silicon版のみ。フローティング画像が配置されているView ProスプレッドシートをVP convert to pictureでピクチャに変換した場合,エラーが返されました。Intelアーキテクチャでは問題ありません。

  • ACI0102040 クライアント/サーバー版のみ。entity.clone() でクローンしたエンティティに対して entity.reload() を実行した場合,両方のエンティティがリロードされました。

  • ACI0101684 保存オプションが「データファイル内」に設定されているピクチャに対してSET EXTERNAL DATA PATHを実行した場合,オーファンBLOBが発生しました。MSCのデータ検証を実行することにより,そのようなオーファンBLOBを検出することができます。

  • ACI0102130 Mac版のみ。Apple Siliconターゲットのコンパイルモードでは,ビットワイズ演算値が正しくありませんでした。

  • ACI0102110 フィールドのコメントに絵文字が使用されているストラクチャをプロジェクトモードに変換した場合,無効なXMLカタログファイルが出力されました。

  • ACI0101996 プロジェクトモードでは,文字列型フィールドの入力エリアに最大文字数の制限が適用されませんでした。最大文字数を超過するデータは,フィールドをデータベースに保存したタイミングで失われます。

  • ACI0101966 アプリケーションビルドのCommonCopyrightキーがスタンドアロン版およびビルド版のサーバーアプリケーションに反映されませんでした。ビルド版のクライアントアプリケーションは問題ありません。RuntimeVLCopyright ServerCopyrightも反映されません。

  • ACI0101941 View ProスプレッドシートをSVGピクチャ形式でエクスポートした場合,結合されたセルが正しく出力されませんでした。

  • ACI0101952 Encrypt data BLOBおよびDecrypt data BLOBがスレッドセーフではありませんでした。

  • ACI0102068 Associated standard actionという定数がメニューアイテムプロパティと階層リストの両テーマに存在し,値がそれぞれ違っていました。

  • ACI0102024 データファイルの暗号化を有効にした場合,レコードが登録されていないテーブルにはMSCが警告マークを表示しました。

  • ACI0099046 macOS Big Surのみ。結合文字のダイアクリティカルマーク(^など)を入力した場合,別々の文字になりました。

  • ACI0102053 GET HIGHLIGHTを実行するたびに返される値が増えてゆきました。

  • ACI0101922 プロジェクトモードのみ。フォームの1ページ目にWebエリアが配置されている場合,ページを切り替えて1ページ目に戻った場合,Webページが表示されませんでした。

  • ACI0101875 On Before KeystrokeイベントでGet edited textを使用した場合,キーストローク前のテキストに加えて入力された文字が返されました。

  • ACI0101348 ユーザー設定が有効にされたアプリケーションをビルドし,Program Filesにインストールして,書き込みが許可されている場所にデータフォルダーを作成した場合,OPEN SETTINGS WINDOWUser settings for data fileを開こうとすると,アプリケーションがクラッシュしました。Structure settingsであれば,開くことができます。

注記: 修正により,データファイルと同じ場所にSettingsフォルダーが存在しなければ,フォルダーとXMLファイルが作成されるようになりました。

  • ACI0102093 Windows版のみ。Write ProドキュメントをPDF形式でエクスポートした場合,SVG画像が表示されませんでした。WP PRINTでPDFを作成した場合は問題ありません。

  • ACI0102034 クライアント/サーバー版のみ。サーバーからクラスを返した場合,クラス名が失われました。OB Class().nameがクラス名ではなく,”Object”を返しました。

  • ACI0102014 日本語版のみ。メソッド名が20文字以上のプロジェクトメソッドに31個以上のパラメーターが定義されている場合,シンボルファイルが文字化けする恐れがありました。無効なUTF-8シーケンスが出力されるためです。

  • ACI0102013 WEB SET ROOT FOLDERで指定したフォルダーパスの末尾にフォルダーセパレーターを追加しなかった場合,Get 4D folderのセレクターHTML Root folderから返されるパス名にもフォルダーセパレーターが追加されませんでした。末尾にフォルダーセパレーターが省略された場合,自動的に追加されるべきです。

  • ACI0102008 クラスメソッドでダイアログを開き,エンティティセレクション型リストボックスのフッターにリレーションエンティティのSumを表示した場合,ダイアログを閉じるとクラスメソッドのThisがクラスではなく,エンティティを指しました。

  • ACI0101954 APPLY TO SELECTIONのフォーミュラとして使用されているメソッドのパラメーターにローカル変数に対するポインターを渡した場合,エラーが返されました。

  • ACI0101932 Windows版のみ。検索ピッカーウィジェットのテキストをクリアする「×」ボタンが表示されませんでした。

  • ACI0101979 IMAP TransporterでGmail本文の日本語を検索した場合,受信ボックスの全メールが返されました。

  • ACI0101881 スケーラブルWebセッションが有効にされている場合,Webサーバーを再起動してもRESTライセンスが解放されませんでした。

  • ACI0102092 Mac版のみ。Apple SiliconネイティブのコンパイルモードでView Proエリアを使用した場合,エラーハンドリングメソッドが実行されませんでした。

  • ACI0102067 Mac版のみ。プロジェクトモードでタブコントロールがオブジェクトの幅に収まらない場合,ポップアップメニューとして表示されますが,そのメニューがタブの幅いっぱいに表示されました。もっとも長いメニュー項目の幅に表示されるべきです。

  • ACI0101934 フローティング画像が挿入されたView ProスプレッドシートをVP Convert to pictureでSVG形式に変換した場合,画像が完全に表示されませんでした。

  • ACI0101824 VP SET CELL STYLEVP RowまたはVP Columnを渡すことができませんでした。

  • ACI0101799 Mac版のみ。リスト型サブフォームの行に配置されたオブジェクトのクリックイベントで新規ウィンドウを表示した場合,イベントを処理したオブジェクト以降の行がレンダリングされませんでした。

注記: リスト型サブフォームのフォーカスが表示されなかった問題も修正されました。

  • ACI0101309 VP Import from objectNullまたは空のオブジェクトを渡した場合,エラーが返されました。期待されるのは,新規スプレッドシートが作成されることです。

  • ACI0102089 クライアント/サーバー版のみ。コンパイルモードでは,ORDAデータモデルクラスの関数がクライアント側で実行されました。

  • ACI0102085 コンポーネント内で4D View Proメソッドが使用されている場合,プロジェクトをコンパイルモードで再起動するとエラーが返されました。Windows版でコンパイルしたプロジェクトであれば,問題ありません。

  • ACI0102063 Mac版のみ。Siliconターゲットのコンパイルモードでは,デバッグログにメソッドコールが記録されませんでした。

  • ACI0101999 カレントセレクションが空であり,フォーミュラを適用する対象のレコードが存在しない場合でもORDER BY FORMULAに渡されたフォーミュラが評価されました。たとえば,配列の項目番号が無効であれば,範囲外エラーが返されました。

  • ACI0101897 再帰的なコレクションに対してcollection.join()を実行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

注記: 修正により,ランタイムエラーが返されるようになりました。

  • ACI0101923 Mac版バイナリモードのみ。CEF版のWebエリアがデフォルトで表示されませんでした。

  • ACI0101849 Mac版のみ。複数のディスプレイが接続されている場合,メニューバーが表示されていないほうの画面ではOpen windowで作成したウィンドウが表示されないことがありました。

  • ACI0102021 フォーミュラの埋め込まれたWrite Proドキュメントがフィールドに保存されているデータファイルを「レコードを強制更新」モードで圧縮した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101921 Compare stringssk width insensitive(半角と全角を区別しない)モードでカタカナを比較した場合,半角と全角の濁音または半濁音が等価と判定されませんでした。

  • ACI0102046 クライアント/サーバー版のみ。4D Serverとは別のマシンで4D Remoteのデザインモードを開き,エクスプローラーの「すべてのデータクラスを表示」を実行した場合,ユーザークラスだけが表示され,データクラスは表示されませんでした。

  • ACI0101964 EXECUTE FORMULAで実行したフォーミュラからエラーが返された場合,ON ERROR CALLでインストールしたエラー処理メソッドがコールされる前にランタイムエラーが返されました。

  • ACI0101873 Write Proエリアドキュメントに挿入されたフォーミュラの前にカーソルを移動してツールバーの「式を挿入」ボタンをクリックした場合,すでに挿入されているフォーミュラがエディターに表示されました。

注記: 修正により,選択範囲が空であれば編集モードでエディターが表示されるようになりました。すでに挿入されているフォーミュラが選択されていれば,挿入モードでエディターが表示されます。

  • ACI0101863 クライアント/サーバー版のみ。On StartupデータベースイベントでOB Entries(cs).lengthを評価した場合,本来よりも少ない数が返されました。しばらくしてから実行すれば,正しい数が返されます。

注記: 4D Remoteは,非同期処理でデータクラスをロードします。修正により,データクラスをロードした後にOn Startupが実行されるようになりました。

  • ACI0102066 暗号化されたデータファイルを「レコードを強制更新」または「アドレステーブルを圧縮」モードでメンテナンスした場合,再起動後に「問題が検出されました(テーブルは暗号化されていますが一部のBLOBは暗号化されていません)」というエラーが返されました。

  • ACI0102051 Windows版のみ。File.setAppInfo() File.getAppInfo をダイナミックリンクライブラリ(.dll)に対して使用することができませんでした。実行ファイル(.exe)であれば問題ありません。

  • ACI0101937 ラベル名にスラッシュ記号(/)が含まれる4D for iOSアクションを実行した場合,エラーが返されました。

  • ACI0101907 Windows版のみ。BUILD APPLICATIONを実行すると,ソースコードの再コンパイルが実行され,Mac版コンパイルで作成したlib4d-arm64.dylibファイル(Apple Siliconターゲットのダイナミックリンクライブラリ)が削除されました。アプリケーションビルド画面を使用すれば問題ありません。

注記: 修正により,ソースコード(/PROJECT/Sources/*)およびオブジェクトコード(/PROJECT/DerivedData/CompiledCode/*)のタイムスタンプが評価されるようになりました。前者の最新が後者の最古よりも新しい場合に限り,ソースコードの再コンパイルが実行されるようになりました。

  • ACI0101862 サービス公開したサーバーアプリケーションをRESTART 4Dで再起動することができませんでした。アップデーターがサービスを停止できないためです。

  • ACI0102066 暗号化されたデータファイルを「レコードを強制更新」または「アドレステーブルを圧縮」モードでメンテナンスした場合,再起動後に「問題が検出されました(テーブルは暗号化されていますが一部のBLOBは暗号化されていません)」というエラーが返されました。

  • ACI0102015 Windows版のみ。ピクチャポップアップメニューの選択された項目がハイライト表示されませんでした。

  • ACI0102061 バイナリモードのみ。フォームエディターでビュー名を変更することができませんでした。

  • ACI0102058 プロジェクトモードのみ。フォームオブジェクトをグループ化した場合,.4DFormファイルのJSONにはグループがページ毎に列挙されました。バージョン管理が効率的にできるよう,グループ名はページに関係なく列挙されるべきです。

  • ACI0102048 データファイルの暗号化をMSCで解除した場合,そのデータファイルをv18.4または18r6で開くことができませんでした。

  • ACI0102038 暗号化されたデータファイルをMSCで検証した場合,保存オプションが「データファイル内」に設定されたBLOBフィールドが実際には暗号化されていなくても,エラーが検出されませんでした。

  • ACI0102006 デバッグログの記録が有効にされている場合,ORDER BY FORMULAを実行すると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101992 暗号化されたデータファイルをMSCで修復した後,アプリケーションの開始時に「プライマリーキーの問題が検出されました」というメッセージが表示されました。

  • ACI0101962 旧式ネットワークレイヤーが使用されている場合,リモートデバッガがクラッシュしました。「リモートデバッガを開始時に有効化する」が使用されている場合,スタートアップ直後にクライアントがクラッシュします。回避するためには4DPreferencesファイルのremote_debugger_auto_attachを取り除かなればなりません。

注記: 問題は修正されましたが,リモートデバッガを使用するためには,新ネットワークレイヤーを有効にする必要があることに留意してください。

  • ACI0101591 テキストエディターなどの外部アプリケーションからコピーしたテキストをView Proエリアのリボンインターフェースまたはコンテキストメニューでペーストすることができませんでした。編集メニューは問題ありません。

  • ACI0101987 日付フィールドに設定された表示フォーマットがEXPORT TEXTに反映されませんでした。

  • ACI0102026 entitySelection.drop()でテーブルの全レコードを削除しようとした場合,デッドロック状態に陥ることがありました。内部的なセマフォの順序が良くないため,テーブルに対して別のスレッドが同時にアクセスした場合,問題が発生する可能性があります。

  • ACI0101882 データブラウザでクエリを実行した場合,作成されたエンティティセットが解放されませんでした。/rest/$infoで確認することができます。

  • ACI0101785 Windows版のみ。テキスト入力オブジェクトまたはリストボックスのセルに日本語テキストを入力し,変換候補を確定した直後にスペースバーを使用した場合,入力したばかりの文字列が消滅しました。メソッドエディターでは問題ありません。

  • ACI0102022 スプリッターの線カラーがプロジェクトにエクスポートされませんでした。

  • ACI0101977 Apple Siliconのみ。4D Internet Commandsがインストールされたプロジェクトを開こうとした場合,アプリケーションがクラッシュしました。

注記: Rosettaの不具合でした。macOS 11.4 Release Candidate (20F71) の時点で修正されていないため,Windowsと共通の一般的なAPIを使用してコードが書き換えられました。

  • ACI0101831 MSG_GetBodyからアクセント文字が正しく返されませんでした。

  • ACI0101811 コンパイルモードではMillisecondsが倍長整数ではなく実数型を返しました。

注記: シンタックス定義ファイルが修正されました。インタープリターモードではシンタックス定義ファイルが参照されないため,実際のデータ型つまり倍長整数が返されました。修正により,どちらのモードでもValue type(Milliseconds)Is longintを返すようになりました。

  • ACI0101988 View Proエリアをオフスクリーンモードで使用した場合,WA Evaluate JavaScript$4dオブジェクトのメソッドを実行することができませんでした。

  • ACI0101971 フォームエディターでAreaList Proエリアの拡張プロパティに画面にカラムのリストが表示されませんでした。

注記: バイナリモードからエクスポートされたプロジェクトの場合,プラグインエリアを含むフォームを再エクスポートする必要があります。

  • ACI0100864 フィールドのフォントが3of9.TTFに設定されたラベル設定ファイルを開こうとした場合,エラーが返されました。

注記: 修正により,エラーは表示されなくなりましたが,1993年製の「3 of 9」バーコードフォントは,現在のシステムでサポートされていないテクノロジーを使用しているため,画面にも印刷にもレンダリングされません。

  • ACI0101890 メソッドエディターでトークナイズされたプロジェクトメソッドを部分的に選択した状態でcommand+Kを入力した場合,選択テキストに合致するメソッドではなく,トークナイズされたメソッドが検索されました。

  • ACI0101991 階層リストボックスの選択行をshiftキーと上下矢印の操作で増減することができませんでした。ACI0101729およびACI0101725が修正されたことによる副作用です。

  • ACI0101980 スタイルシートが使用されているWrite ProドキュメントをHTML形式でエクスポートに場合,行間のスペースが狭くなってしまうことがありました。

注記: クラスまたはテキストスパンのスタイルでフォントサイズがオーバーライドされている場合,代表的なブラウザは継承された行の高さ(パーセント値で指定)を再計算しないことが原因でした。

  • ACI0101984 ダークモードのみ。フォームエディターの背景色にCSSプロパティのmedia:darkが反映されませんでした。

  • ACI0101968 ピクチャを返すフォーミュラをJavaScriptでView Proエリアに表示しようとした場合,アプリケーションがフリーズしました。ピクチャが1枚であれば,問題ありません。ピクチャを返さないフォーミュラも問題ありません。

WA Evaluate JavaScript(*;"area";"Utils.spread.getActiveSheet().options.showFormulas = true;")
  • ACI0101958 Windows版のみ。HTTP Getを実行するたびに,ハンドルが作成され,解放されませんでした。ハンドルの数は,Windows Resource Monitorで確認することができます。

注記: プロキシ設定をレジストリから読み出すコードにメモリーリークがありました。この修正の影響は,Webエリアおよびデザインモードのエクスプローラーにも及びます。

  • ACI0101916 コンパイルされたコンポーネントからODBC Proプラグインを実行するとエラーが返されました。

注記: プラグインSDKに問題がありました。インタープリターモードのホストから渡されたポインター型のパラメーターをコンパイルされたコンポーネント内で参照する場合の処理が修正されました。

  • ACI0101691 MAIL Convert to MIME で出力されるメ–ルのContent-Typeヘッダーに不要なアンダースコア記号(_)が挿入されることがありました。

  • ACI0100355 View ProスプレッドシートをPDF形式でエクスポートした場合,フッターおよびヘッダーのフォントがドキュメントに埋め込まれませんでした。

  • ACI0101944 View Proスプレッドシートのフォントリストをマウスオーバーしたときに表示されるヘルプTipsに完全なフォントファミリー名が表示されませんでした。

fontname

  • ACI0101810 配列型リストボックスに表示されているブール型の列を高速でクリックし,ブール値を立て続けに更新した場合,すべての操作に対してOn Data Changeイベントが発生しませんでした。整数型の列であれば,イベントがスタックされます。

  • ACI0101729 shiftキーを押しながら上下矢印キーを入力してリストボックス行の選択範囲を拡大しようとした場合,範囲が移動するだけで,常に一定の行数が選択されました。

  • ACI0101725 LISTBOX SELECT ROWlk remove from selectionでリストボックス行の選択を解除した後,shiftキーを押しながらクリックまたは上下矢印キーの操作で選択範囲を変更しようとした場合,コマンドで選択を解除した行が選択の起点となりました。

  • ACI0101969 メールのエンコーティングがus-asciiだった場合,CR . CR という文字列(dot-stuffing)以降の本文が切り捨てられました。quoted-printableエンコーディングであれば,問題ありません。

  • ACI0101908 標準テキストだけのメールをMAIL Convert from MIMEに渡した場合,本文のないメールオブジェクトが返されました。Content-Typeヘッダーが存在しない場合に問題が発生します。RFC 1342によれば,このヘッダーは省略しても良いことになっています。

  • ACI0098367 クイックレポートエディターで選択したフィールドをドラッグ&ドロップ操作で並び替えた場合,移動したフィールドがすべて同じフィールドになりました。回避するためには,フィールドを選択した後,画面を確定し,クイックレポートエディターを再表示してから並び替える必要がありました。

  • ACI0101903 クライアント自動アップデートでv18からv19にアップグレードすることができませんでした。サーバーのプラットフォームがMacの場合,クライアントがサーバーに再接続しませんでした。クライアントをダブルクリックすると,アプリを開くための権限がない,というメッセージが表示されます。サーバーのプラットフォームがWindowsの場合,再起動後にクライアントがクラッシュしました。

  • ACI0101839 MSG_GetBodyから本文が返されませんでした。

注記: 問題は修正されましたが,できればMAIL convert from MIMEの使用を検討してください。

  • ACI0101940 タブコントロールのデータソースにオブジェクト記法が使用されている場合, 更新の内容を画面上に反映させるためには,データソースのオブジェクト型を明示的に自己代入する必要がありました。

  • ACI0101900 application/pdf形式のファイルが添付されたメールをMAIL Convert from MIMEで処理した場合,添付ファイルが失われてました。

  • ACI0101927 絞り込まれたエンティティセレクションに対して空のコレクションとNOT IN条件でクエリを実行した場合,データクラスの全エンティティが返されました。

  • ACI0101744 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,スタイルが正しく適用されないことがありました。

注記: 4D Writeでは段落ではなく文字のスタイルとして「標準(Normal)」スタイルが定義されていることがありました。Write Proでは,既定の段落スタイルとして「標準」スタイルが定義されています。修正により,インポートした.4W7ドキュメントの「標準」スタイルが文字に対して定義されていたとしても,段落に適用されるようになりました。

  • ACI0101931 Mac版のみ。タブコントロールのデータソースにオブジェクト記法が使用されており,幅の関係でコントロールがポップアップメニューとして表示されている場合,項目を選択することができませんでした。

  • ACI0101766 Windows版のみ。Write Proドキュメントから生成したマルチスタイルテキストに標準テキストを連結してテキスト入力エリアに表示した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

注記: 問題は修正されましたが,フォントファミリー名「Helvetica Neue LT Std 57 Condensed」はGDIの制限を超えているため,Windows版ではサポートされません。

  • ACI0101910 カレントレコードがロードされていない状況でテキスト型フィールドをパラメーターとしてコンポーネントに渡した場合,ランタイムエラーが返されました。

  • ACI0101909 ORDER BY FORMULAのソート条件にChooseを使用した場合,コンパイルエラーになることがありました。

  • ACI0101883 Windows版のみ。4D for OCIプラグインがインストールされませんでした。

  • ACI0101866 MSCの「修復」ページにアイコン画像が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101901 フランス語版のみ。View Proエリアの関数リストの内容が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101871 レコードが存在するテーブルにフィールドを追加した場合,既存フィールドはnullとなりますが,そのようなエンティティセレクションに対してmax() min() average() を実行した場合,undefinedが返されました。「ヌル値を空値にマップ」を有効にしてレコードを強制的に更新すれば,問題が解消されます。

  • ACI0099336 クライアント/サーバー版のみ。SET AUTOMATIC RELATIONの設定がRELATE ONE SELECTIONに反映されませんでした。ORDAのリレーション属性は問題ありません。

  • ACI0101901 フランス語版のみ。View Proエリアの関数リストの内容が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101876 フォームエディターにView Proエリアが表示されませんでした。

  • ACI0101902 テキスト配列がデータソースに設定されたタブコントロールをOBJECT DUPLICATEで複製することができませんでした。

  • ACI0101891 オブジェクト型のプロパティがデータソースに設定されたコンボボックスまたはタブコントロールをOBJECT DUPLICATEで複製することができませんでした。

  • ACI0101845 フランス語版のみ。View Proエリアのインタフェースにローカライズされていない箇所がありました。

  • ACI0101894 テキスト型のコンボボックスに表示フォーマットが設定されている場合,編集中のテキストにもフォーマットが適用されました。配列型のデータソースであれば問題ありません。

  • ACI0101886 テキスト型の変数またはフィールドがデータソースに設定されたコンボボックスは,自動挿入が動作しませんでした。選択リストに存在しない値を入力した場合,値がリストに追加されませんでした。

  • ACI0101884 リストボックスの倍長整数型カラムにOBJECT SET FORMATで時間型のフォーマットを設定した場合,値が表示されませんでした。

  • ACI0100769 Write ProウィジェットにWP Insert tableを使用しているメソッドを入力してフォーミュラを評価した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

注記: 問題は修正されましたが,Write Proドキュメントを更新するフォーミュラを同じWrite Proドキュメントに挿入することは勧められていません。

  • ACI0101887 Windows版のみ。コンボボックスをクリックするたびにOn ActivateおよびOn Deactivateイベントが発生しました。

  • ACI0101851 Windows版のみ。WP EXPORT DOCUMENTを使用してWrite ProドキュメントをPDF形式でエクスポートした場合,ピクチャが出力されませんでした。

  • ACI0101880 プロジェクトモードのみ。コンボボックスのJSONスキーマ(formsSchema.json)が正しくありませんでした。dataSourceTypeHintintegerではなくtextであるべきです。

  • ACI0101869 Web Adminが旧式セッション管理で動作している場合,ブラウザから管理画面にアクセスしてからWebサーバーを再起動し,再起動中にページをリフレッシュした場合,アプリケーションがクラッシュしました。REST認証のために作成されるコオペラティブスレッドがWebプロセスの初期化に干渉しているようです。

  • ACI0101867 プロジェクトモードのみ。クライアント側からサーバーをコンパイルモードで再起動した場合,.4DZファイルが使用中なので開けないという内容のエラーメッセージが表示されました。

  • ACI0101860 定数のwk list font familyでWrite Proドキュメントの段落番号フォントをファミリー名で設定しようとした場合,エラー205(無効な定数)が返されました。

注記: 修正により,定数名は_o_ wk list font familyに変更され,値がlistFontwk list fontと同じ値)になりました。

  • ACI0101787 時間・日付・ピクチャ型のリストボックス列をOBJECT SET FORMATで操作することができませんでした。

  • ACI0101263 Write Proドキュメントのテキスト全文(500,000文字程度)を選択してコンテキストメニューの「コピー」を選択した場合,アプリケーションがフリーズすることがありました。

注記: Write Proが内部的に使用しているXMLパーサーのxercesライブラリは,複雑なXHTMLドキュメントの解析およびシリアライズに最適化されていないことに加え,Write Proのコピーは4Dのマルチスタイルテキスト・HTML・RTF・Write Pro内部フォーマットのテキストデータをペーストボードに転写するため,一般的なHTMLエディターよりも多くの処理が必要です。修正により,極端な分量のテキストをペーストボードに転写しようとした場合,一部のデータタイプが省略されるようになりました。

  • ACI0101846 フィールドの値にアクセント文字が含まれている場合,4D for iOSのカスタムフォーマッターでアイコン画像が表示されませんでした。

  • ACI0101247 Windows版のみ。ヘッドレスモードでサーバーが実行されている場合,RESTOREコマンドでアプリケーションを復元することができませんでした。

  • ACI0101855 システムの環境設定でアピアランスがダークモードに設定されている場合,4Dの環境設定でコードエディターのテーマを変更することができませんでした。

  • ACI0101847 View ProスプレッドシートをVP Convert to pictureでSVGに変換した場合,画像が出力されませんでした。

  • ACI0101813 Windows版のみ。スタティックテキストの内容がオブジェクトのサイズに収まらない場合,フォームエディターではオブジェクトの下端で表示が切れますが,ランタイムのレンダリングでは,テキストが1行でフォントサイズに対してオブジェクトの高さが不足している場合,テキストが下揃えになり,オブジェクトの上端を超えて表示されました。

  • ACI0101748 Windows版のみ。地域と言語の設定が「トルコ」に設定されている場合,プロパティリストを表示するとアプリケーションがクラッシュしました。

注記: 内部コンポーネントがバイナリモードからプロジェクトに変換されたことに伴う副作用でした。トルコ語の「アイ」(İi)は大文字に点がついており,ラテン文字のアイとは別の文字として扱われなければなりません。

  • ACI0101647 Mac版のみ。ZIP Create archiveでアーカイブしたアプリをFinderのアーカイブユーティリティで展開することができませんでした。シンボリックリンクが作成できないようです。4Dのコマンドであれば展開することができます。

  • ACI0101861 VP Convert to picture0よりも高いカラム番号から始まるレンジを渡した場合,エラーが返されました。

  • ACI0099508 Windows版のみ。GET PRINT OPTIONの第3パラメーターを省略してDouble sided optionを取得しようとすると,ランタイムエラーが返されました。「丁合い」は任意のパラメーターなので,省略しても問題ないはずです。

  • ACI0101868 フィールドに表示フォーマットが設定されているストラクチャをプロジェクトに変換した場合,プロパティリストの値が赤い文字で表示されました。

  • ACI0101865 プロジェクトフォームの継承フォームに使用されているテーブルを削除した場合,そのフォームをデザインモードで開こうとすると,アプリケーションが終了しました。

  • ACI0101854 スケーラブルなセッション管理が有効にされている場合,セッションを開始した後,Webサーバーを再起動してから同じクライアントから接続すると,新しいセッションが作成されました。

  • ACI0101853 ポップアップメニューのデータソースにリスト参照が使用されており,「選択項目の参照」または「選択項目の値」プロパティが存在する場合,項目を選択することができませんでした。

  • ACI0101852 ポップアップメニューに変数または式が設定されている場合,標準アクションとデータソースの値が同期しませんでした。

  • ACI0101840 ピクチャボタンのデータソースを変数からファイルパスに変換した後,ストラクチャをプロジェクトに変換した場合,データソース名がプロパティリストに赤い文字で表示されました。データソースの値が"picture":"var:"(変数名が空)および"dataSource":"<>vPict"(プロパティを変更する前のピクチャ変数名)のような値に変換されるためです。"picture":"var:vPict"のように出力されるべきです。

  • ACI0101838 ストラクチャをプロジェクトに変換した場合,プロパティリストに継承フォーム名が赤い文字で表示され,値を選択することができませんでした。

  • ACI0101837 |format1のようなカスタムフィルターがフィールドに設定されているストラクチャをプロジェクトに変換した場合,プロパティリストの値が赤い文字で表示されました。フィルターの値が"numberFormat":{"$ref":"/SOURCES/filters.json#/format1"}のように無効なJSONポインターに変換されるためです。"numberFormat":"|format1"のように出力されるべきです。

  • ACI0101822 New processで新規プロセスを起動した場合,1回目はランタイムエクスプローラーでプロセスをアボートすることができますが,2回目はできませんでした。

  • ACI0100164 Windows版のみ。PRINT SELECTIONでフォームを印刷した場合,v15よりも時間がかかりました。SET PRINT OPTIONLegacy printing layer option オプションを有効にし,旧式プリントレイヤー(GDI)を使用すれば問題ありません。また,プリントマージンを変更しなければ問題ありません。

注記: PRINT SELECTIONでフォームを印刷した場合,Direct2Dプリントレイヤーでは,3個のコマンドがプリンタードライバーに送信されますが,修正前はそれぞれのコマンドがCT~~CD,~CC^~CT~で始まっていたため,ZebraDesigner GK420dのようなドライバーはコマンド毎に用紙設定をリセットし,余計な時間がかかりました。GDIプリントレイヤーでは,CT~~CD,~CC^~CT~で始まるコマンドが1個だけ送信されるので,用紙設定がリセットされることはなく,それだけ速く印刷ができました。

  • ACI0101850 オブジェクト型のプロパティに代入されたリスト参照番号を使用することができませんでした。

  • ACI0101843 U+FFFF または U+FFFE のような制御文字を含むテキストをスタイル付きテキスト入力エリアにペーストすることができませんでした。外部HTMLソースには,制御文字が含まれていることがあります。

注記: Write Proエリア,STコマンドおよびスタイルテキストエリアのデータソースに対する代入も修正されました。制御文字は無効なシンボルであることを示す文字で置換されます。

  • ACI0101821 クライアント/サーバー版のみ。dataClass.newSelection()でエンティティセレクションを作成した場合,entity.reload()が使用できませんでした。

  • ACI0101807 サーバー側にインストールされたプラグインを入れ替えた場合,新しいプラグインがクライアント側に転送されませんでした。

  • ACI0101801 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,FuturaフォントのcondensedスタイルがHelveticaフォントのregularスタイルで置換されました。

  • ACI0101236 メソッドエディターにBegin SQL end s と入力した場合,自動コード補完を確定したタイミングでアプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101805 ヘッドレスモードで実行中のサーバーでPRINT RECORD または PRINT LABEL のアスタリスク(*)オプションを省略した場合,アプリケーションが無反応になりました。ヘッドレスモードの場合,印刷ダイアログを表示することはできないので,アスタリスク(*)オプションが省略された場合,コマンドは何もせず,OKには0が代入されるべきです。

  • ACI0101665 Windows版のみ。サービス起動したサーバーでPRINT SELECTIONを使用し,Microsoft Print to PDFドライバー経由でPDFを出力した場合,0バイトのファイルが作成されました。Print formであれば問題ありません。

  • ACI0101809 アンダースコア記号で単語が連結されたテキストをダブルクリックした場合,テキスト全体ではなく,単語がハイライト選択されました。

注記: ICUライブラリの更新により,アンダースコア記号が文法記号とみなされるようになったことが関係しています。修正により,18r5以前の振る舞いが復元されましたが,フォームエディターのプロパティリストでは,ドット記法のフォーミュラ式をダブルクリックしたときに属性が選択されるよう,例外的にピリオド記号でハイライトが分割されるようになっています。

  • ACI0101794 クライアント/サーバー版のみ。クライアント側のWebサーバーは,常にスケーラブルなセッション管理が有効でした。

  • ACI0101832 Mac版のみ。macOS Big Surでは,サーモメーターのフォーマットを「バーバーショップ」に設定した場合,データソースに0以外の値をセットしても,プログレスバーがアニメーション表示されませんでした。Catalinaでは問題ありません。

  • ACI0101842 Open datastoreでデータベースにアクセスしてスケーラブルなセッションを開始した後,ブラウザでREST APIのURLを開いた場合,スケーラブルなセッションが2件になりますが,その状態でブラウザをリフレッシュすると,さらに2件のセッションが作成されました。また,すでにセッションを開始しているデータベースに対し,新規プロセスでOpen datastoreを再実行した場合, On REST Authenticationがコールされ,セッションが追加されました。

  • ACI0101655 Write Proドキュメントのサブセクション(先頭・偶数・奇数ページ)のカラム数が揃っていなかった場合,段落のレイアウトが崩れて表示されました。

  • ACI0101634 データエクスプローラーのデータクラスタブに閉じるボタンが表示されませんでした。参照されているアイコン画像のファイル名が正しくないようです。

  • ACI0101619 MESSAGEコマンドの実行でアプリケーションがハングしました。

  • ACI0101526 プリエンプティブプロセスでSTART ACTIVITY MONITORINGSTOP MONITORING ACTIVITYを使用し,リクエストログの開始と終了を繰り返した場合,アプリケーションがクラッシュしました。同じ理由で,分割されたログの書き込み処理にも問題があります。

  • ACI0101229 クライアント側でSET DATABASE PARAMETERを使用してクライアント側WebサーバーのHTTP”ポート番号(Client HTTPS port ID)を変更した場合,設定したポート番号ではなく,スタンドアロン版のポート番号が使用されました。

  • ACI0101058 Windows版のみ。HDMIケーブルで外部モニターが接続されている場合,フォームエディターのツールバーがクリックに正しく反応しませんでした。タスクバーのサイズだけ当たり判定がずれているようです。第2画面がメイン画面の上に配置され,フォームエディターが第2画面に表示されている場合に問題が発生します。
  • ACI0101796 クライアント側でトランザクションを開始してから「サーバー側で実行メソッド」を実行した場合,すぐにはトランザクション状態がサーバー側のツインプロセスに反映されませんでした。Find in fieldのようなデータベースアクセスコマンドをクライアント側で実行すれば,トランザクション状態の同期が取られました。

  • ACI0101793 起動時モードが「アプリケーション」に設定されている場合,SQLコマンドなどでストラクチャに加えた変更が保存されませんでした。

  • ACI0101786 Mac版のみ。最前面ではないウィンドウの3Dボタンはタイトルテキストがグレーアウト表示されました。

  • ACI0101782 Windows版のみ。MDIウィンドウ内でフォームのウィンドウを最大化してからMDIウィンドウをリサイズした場合,フォーム上のオブジェクトが正しくリサイズされません。オブジェクトが過剰に拡大され,元のサイズに戻すことができなくなりました。リサイズが「なし」に設定されているオブジェクトもMDIと一緒にリサイズされます。

  • ACI0101769 Mac版のみ。macOS Big Surでは,コンボボックスをクリックしたときにテキストが少しだけ右に寄って表示されました。

  • ACI0101762 Windows版のみ。LAUNCH EXTERNAL PROCESScurlを実行した場合,環境変数PATHで最初にみつかるはずのバージョンではないlibcurl/7.55.1 WinSSLが実行されました。

  • ACI0101761 112文字を下回るテキストをCOMPRESS BLOBで圧縮した場合,EXPAND BLOBで展開することができませんでした。圧縮ではなくgzipアルゴリズムの展開に問題があります。

  • ACI0101739 クライアント/サーバー版のみ。クライアントキャッシュフォルダー内のinuse.txtファイルが何らかの理由で削除されなかった場合,次回の接続で新しいクライアントキャッシュファイルが作成されました。inuse.txtファイルに記録された番号のプロセスが存在しなければ,クライアントキャッシュフォルダーを再利用するべきです。

  • ACI0101731 コンパイルモードのみ。EXECUTE FORMULAで変数を作成し,しばらくアプリケーションを使用していると,変数が未定義になり,シンタックスエラー(未知の変数に対するポインターあるいは不正なポインターの使用)が返されました。

  • ACI0101724 プロジェクトモードのみ。ポップアップメニューの「レンダリングしない」プロパティを有効にした場合,「文字フォーマット」プロパティが非表示になりませんでした。

  • ACI0101723 プロジェクトモードのみ。非表示のポップアップ/ドロップダウンメニューをプロジェクトに変換した場合,メニュー項目が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101721 Mac版のみ。MAIL Convert from MIMEを実行した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0101720 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,名称に「Medium」という文字列が含まれるフォントのスタイルが無視されました。たとえば「Yu Gothic Medium」が「Yu Gothic Regular」になりました。

  • ACI0101719 クライアント/サーバー版のみ。サーバーがリモートデータストアに接続した状態で,dsオブジェクトのメンバー関数をコールした場合,ローカルデータストアではなく,リモートデータストアの情報が返されましたs。

  • ACI0101683 METHOD SET CODEでテーブルフォームのメソッドをセットした場合,定数のOn Loadが当該テーブルの1番フィールドの名前にトークナイズされました。テーブルフォームのメソッドでなければ,問題ありません。

  • ACI0101681 View ProのgetCultureInfo()が日付フォーマットdd/mm/yyを返すようなスプレッドシートであっても,セルに挿入した日付型がmm/dd/yyフォーマットで表示されました。

  • ACI0101680 Is picture fileのアスタリスク(*)オプションの振る舞いが仕様と逆でした。たとえばアスタリスク(*)オプションを省略し,.png拡張子が設定された非画像ファイルを処理した場合,拡張子だけで判定されてTrueが返されるべきですが,Falseが返されました。反対にアスタリスク(*)オプションを指定して.txt拡張子が設定された画像ファイルを処理した場合,内容に基づいてTrueが返されるべきですが,Falseが返されました。

  • ACI0101676 WP Get elementsはWrite Proドキュメントのアンカー画像をz-order順に返しませんでした。

  • ACI0101675 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,アンカー画像のサイズが固定されていたかどうかを判別することができませんでした。

  • ACI0101686 #declare構文で宣言したクラス関数のパラメーターリストがメソッドエディターのステータスバーに正しく表示されませんでした。パラメーターの型だけが表示され,パラメーター名が表示されませんでした。

  • ACI0101717 Windows版コンパイルモードのみ。オブジェクトのメンバーメソッドがプロジェクトメソッドのFormulaであり,をパラメーターを渡してそのメンバーメソッドをThisで呼び出した場合,アプリケーションがクラッシュしました。パラメーターを渡さなければ問題ありません。

  • ACI0101716 ドロップダウンメニューまたはコンボボックスに文字フォーマットが適用されませんでした。

  • ACI0101715 ドロップダウンメニューの表示フォーマットにユーロ記号が含まれている場合,ユーロ記号が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101708 ウィンドウの最大化を解除したときに振る舞いがv17以前のバージョンと違いました。ウィンドウを最大化した場合,フォームオブジェクトはプロパティに応じて移動またはリサイズされるので,結果的に元のウィンドウサイズに収まらないことがあります。v17の場合,最大化を解除したウィンドウは,そのようなオブジェクトが表示できる最小のサイズに調整されました。v18では,最大化前のサイズに戻るため,リサイズまたは移動したオブジェクトが描画領域の外に出てしまうことがありました。

  • ACI0101706 New processで同じ名前のプロセスをほぼ同時に起動した場合,ランタイムエクスプローラーに表示されるプロセス番号が一緒になりました。

注記: 不具合は修正されましたが,紛らわしいので,同じ名前のプロセス名を同時に起動することは避けたほうが良いでしょう。

  • ACI0101701 クライアント/サーバー版のコンパイルモードモードのみ。entitySelection.orderByFormula()を実行すると「スタックが一杯」エラーが返されることがありました。入力フォームで問題が再現します。単独でコードを実行した場合は問題ありません。

  • ACI0101700 バーチャルストラクチャが設定されている場合,ユーザーモードの「ツール」メニューからクイックレポートを開こうとすると,シンタックスエラーが返されることがありました。

  • ACI0101699 VP Convert from 4D viewで4D Viewスプレッドシートが正しく変換されないことがありました。新規スプレッドシートも罫線のない白紙のドキュメントになります。値のないセルがうまく処理されないようです。

  • ACI0101698 プロジェクトモードのみ。ストラクチャのコメントにXML 1.0で許可されていない文字が使用されている場合,バイナリデータベースから変換したプロジェクトを開くことができませんでした。

  • ACI0101696 Windows版のみ。Open form windowController form windowを表示した場合,Plain form windowが表示されました。

  • ACI0101690 コンパイルモードのみ。しばらくアプリケーションを使用していると,変数が未定義になり,シンタックスエラー(未知の変数に対するポインターあるいは不正なポインターの使用)が返されました。macOSではアプリケーションが終了し,Windowsではフリーズしました。ACI0100904に似ていますが,フォームオブジェクトではなく,コンパイルモードで作成したインタープリター変数で問題が発生します。

注記SQLWCHAR1文字に2バイトを使用します。端末のヌル文字を含めた場合,10文字は22バイトです。ACI0099846で文字数とバイト数が修正されましたが,副作用として文字列と同数の空白が追加されるようになりました。今回,修正されたのは,パディングの問題です。

  • ACI0101630 ラベルが用紙の幅いっぱいに印刷されず,もう1枚印刷できそうな余白を残して改行されました。

  • ACI0101629 4D CSSserveCssおよび4D Mobile App ServerMobileAppServerメソッドの属性が「非表示」に設定されていませんでした。

  • ACI0101628 階層リストのデータソース(変数または式)にForm.varのようなオブジェクト記法を入力することができませんでした。

  • ACI0101626 チェコ語版の「ようこそ画面」でWebサイトのリンクをクリックした場合,”cz.4d.com”ではなく”us.4d.com”にジャンプしました。

  • ACI0101625 Content-Typemultipart/alternative のメールをMAIL CONVERT FROM MIMEで変換した場合,本文のエンコーディングが正しくありませんでした。

  • ACI0101623 sk diacriticalという用途の不明な定数が存在しました。

  • ACI0101622 4D for iOSの「ラベル&アイコン」セクションでフィールドにカスタムフォーマッターを設定し,「フォーム」セクションでフィールドをモデルにドラッグ&ドロップした後,「ラベル&アイコン」セクションでデフォルトのフォーマッターをフィールドに設定した場合,project.4dmobileappファイル内に不正なフォーマットが記述され,データの同期中にアプリがクラッシュしました。フィールドをモデルから削除し,再度,ドラッグ&ドロップすれば問題ありません。

  • ACI0101654 リボンインターフェースからスタイルを設定した場合,VP SET CELL STYLENullを渡してもparentNameプロパティがクリアされず,スタイルをリセットすることができませんでした。

  • ACI0101643 メソッドをコンパイルすると,「ローカル変数の合計サイズが32KBを超えています」というエラーが返されることがありました。ACI0101186が修正されたことによる副作用のようです。

  • ACI0101642 Mac版のみ。ON EVENT CALLでイベントハンドラーメソッドをインストールした場合,リストボックスのヘッダーをタップをしてもOn Header Clickイベントが発生しませんでした。クリックであれば問題ありません。

  • ACI0101636 Write Proエリアを4Kまたは5Kディスプレイに表示した場合,ツールバーのアイコン画像がぼやて表示されました。ACI0101494が修正されたことによる副作用のようです。

  • ACI0101635 コンポーネント内でCompare stringsを実行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101659 4D WriteドキュメントをWrite Proにインポートした場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0101656 18r5以前に作成されたバイナリデータベースのスケーラブルセッション管理はデフォルトで「旧式」のはずですが,WEB ServerscalableSessionTrueが返されました。データベース設定をトグルすれば正しい値になります。

  • ACI0101667 Window版のみ。検証またはコンパイルを実行した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0101664 SHOW PROCESSで表示したプロセスにウィンドウが最前面に移動しました。

  • ACI0101617 Mac版のみ。MSG_Extractで特定のメールを解析した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0101611 Windows版のみ。Citrixプラットフォームでタスクパーのウィンドウを閉じた場合,アプリケーションが正常に終了しませんでした。Citrixでタスクパーを右クリックしてウィンドウを閉じるとWM_SYSCOMMANDSC_CLOSEではなくWM_CLOSEイベントが送信されますが,4DのMDIウィンドウがこのイベントを処理しないためにアプリケーションが終了せず,バックグランドで非常に高いCPU使用率のまま動き続けてしまうことが原因です。

  • ACI0101610 $name:=Field name(variable.prop)および$name:=Field name(variable.prop->)のようなコードがコンパイルエラー(パラメーター不足)になりました。

  • ACI0101609 インデックスが設定されていないフィールドに対してQUERYを実行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

注記: 開発中のデータエクスプローラー用に拡張されたクエリパスの仕組みが完全に実装されていなかったことが原因でした。

  • ACI0101608 プロジェクトモードのみ。MSCでデータファイルの暗号化を設定した後にMSCの検証を実行した場合,「テーブルの暗号化が設定されていないのにレコードが暗号化されている」という趣旨のエラーが返されました。

  • ACI0101606 View Proエリアのツールバーが使用されている場合,特定のスプレッドシート(.4VPファイル)をインポートすると,On After EditOn Selection Changeのようなフォームイベントが発生しませんでした。リボンインターフェースでは問題ありません。

  • ACI0101602 Write Proの定数_o_wk recompute formula _o_wk do not recompute formulasの名称が不適切です。_o_接頭辞を追加する代わりにformulaexpressionに変更すれば,既存のコードがトークナイズ変換され,そのまま使用することができるはずです。

  • ACI0101601 Write Proドキュメントを.docx形式でエクスポートした場合,数式がフィールドとして書き出されませんでした。

  • ACI0101600 ヌル終点エラー(ネットワーク切断)が突発的に発生しました。ネットワークリクエストログ(サーバー側)を解析すると,プロセスがアイドル接続タイムアウトから復帰するタイミングでネットワーク接続の例外が発生していることがわかります。

  • ACI0101599 macOS Big Surのみ。4D Serverの管理画面にシステムバージョンが「macOS 10.16」と表示されました。

  • ACI0101596 処理に時間を要するコマンドの監視を有効にした状態でQUERY BY FORMULAを実行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101593 クエリエディターで条件に複数の「含む」条件を「または」連結で入力し,ファイルに保存した場合,クエリ条件が正しく再現されませんでした。クエリ条件をファイルから読み込むと,条件が「リスト内にある」に変換され,ペーストボードにコピーすると,条件文字列のワイルドカード文字が失われていることが確認できます。

  • ACI0101592 サーバーアプリケーションのResources/Internal User Componentsフォルダーにラベルエディターコンポーネント(4D Labels.4dbase)がインストールされていませんでした。そのため,サーバー側でPRINT LABELを実行することができません。プロジェクトのComponentsに自分でコンポーネントのコピーをインストールする必要があります。

  • ACI0101589 デバッガにIMAP Transporterオブジェクトを表示した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101586 クライアント/サーバー版のみ。SAVE RECORDを続けて実行した後,Modified recordTrueを返しました。ACI0100945が修正されたことによる副作用のようです。

  • ACI0101581 CEF版Webエリアに空のページを表示した状態でWA OPEN WEB INSPECTORを実行した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101580 View ProスプレッドシートをPDF形式でエクスポートした場合,標準体で出力されるべきセルのテキストがボールド体で出力されることがありました。

  • ACI0101579 フォーミュラのパラメーターに4D Viewエリアの参照変数が使用されているスプレッドシートをView Proに変換した場合,エリアの参照変数が消えました。

  • ACI0101578 View ProエリアのフォーミュラCOLUMNLETTERのパラメーターを省略した場合,カレント列の文字が返されるはずですが,無効なフォーミュラであるというエラーが返されました。

  • ACI0101575 プロジェクトモードのみ。オブジェクトメソッドが定義されているフォームオブジェクトをコピー&ペーストした後,そのオブジェクトをコピーして別のフォームにコピー&ペーストした場合,コピーされたオブジェクトおよびコピーからコピーされたオブジェクトのメソッドに制御コードが追加されました。元のオブジェクトは問題ありません。フォームオブジェクトのコピー&ペーストで問題が発生し,オブジェクトの複製では発生しません。

  • ACI0101572 クラスのソースコードにマルチラインコメント構文(/* */)が使用されている場合,コメントブロックにローカル変数名を入力するとアプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101570 DELETE SELECTIONでレコードを削除した場合,オブジェクト型フィールドのインデックスに問題が発生し,データファイルが破損しました。クラスターインデックスが削除されたレコードを参照しているというエラーであり,MSCによる修復が必要です。

  • ACI0101569 View Proエリアで日付型のパラメーターを受け取るフォーミュラに日付型を渡さなかった場合,エリアが1分間ほどフリーズした状態になりました。VP SET CUSTOM FUNCTIONSVP SET ALLOWED METHODSのどちらでも問題が再現します。

  • ACI0101568 Windows版のみ。ツールバーからクイックレポートエディターを開き,エリア上をマウスポインターを置いた場合,1920x1080の巨大なヘルプTipsが表示されました。

  • ACI0101566 VP SET CUSTOM FUNCTIONSでプロジェクトメソッドをフォーミュラとして登録した場合,日付型のvalueプロパティを有するオブジェクト型ではなく,year month dayのプロパティを有するオブジェクトが$1に渡されました。VP SET ALLOWED METHODSであれば問題ありません。

  • ACI0101565 ストラクチャエディターにテーブル名やフィールド名を入力しようとした場合,日本語IMEが有効になりませんでした。プロパティリストを使用すれば問題ありません。

  • ACI0101563 VP Convert from 4D Viewで4D Viewドキュメント(.4PVファイル)を変換できないことがありました。

  • ACI0101556 データの暗号化が有効にされたテーブルにレコードがまだ登録されていない場合,MSCの検証でエラー5(テーブルの暗号化が有効にされているのにデータが暗号化されていない)が返されました。

  • ACI0101553 LAUNCH EXTERNAL PROCESSに4個未満のパラメーター(cmd stdIn stdOut)を渡し,エラーストリーム(stdErr)を省略した場合,CPU消費が異常に高くなり,ハングしたような状態になりました。

  • ACI0101549 macOS Big Surのみ。エクスプローラーのプレビュー画面にドロップダウンリストが正しく表示されませんでした。フォームエディターでは問題ありません。

  • ACI0101545 MSCのマニュアル操作でバックアップを復元した後,最初に選択したジャーナルァイルのオペレーションはデータベースに統合されますが,続けて選択したジャーナルファイルのオペレーションはデータベースに統合されませんでした。ファイル選択ダイアログに問題があるようです。

  • ACI0101541 プロジェクトモードのみ。リストボックス列をブール型に設定した場合,表示形式はチェックボックスになりますが,プロパティリストの項目としてタイトルが表示されませんでした。ポップアップメニューで表示形式をチェックボックスに再設定すれば,タイトルが入力できるようになります。

  • ACI0101540 クライアント側のMSCでデータファイルの検証を実行した場合,サーバーからダウンロードしたログファイルと一緒にLogStyleSheet.cssが作成されないため,ログファイルを表示することができませんでした。プロジェクトモードではVerify_Logs.xmlもダウンロードするためのボタンをクリックすることもできません。

  • ACI0101539 「Welcomeウィザード」の「起動時に表示しない」チェックボックスと「サーバーに接続」ダイアログの「このダイアログを次回起動時に表示」チェックボックスを有効にした場合,「サーバーに接続」ダイアログが次回起動時に表示されませんでした。.4DPreferencesファイルのautomatisms@startup_mode属性が3ではなく0にセットされるためです。

  • ACI0101517 オフスクリーンエリアのView ProエリアではForm event codeでイベントを処理することができませんでした。Form event.codeであれば問題ありません。

  • ACI0101513 データベース設定でスケーラブルセッションを有効にした後,Webサーバーを再起動した場合,SessionオブジェクトがNullを返しました。

  • ACI0101503 サーバー/クライアント版のみ。パッケージされたプロジェクト(.4DZファイル)やデータファイルを入れ替えた直後の起動中にサーバークラッシュすることがありました。何度か繰り返しているうちに起動できるようになります。圧縮ファイルの展開中に問題が発生しているようです。

  • ACI0101494 バイナリモードのみ。リストボックスヘッダーの画像ソースプロパティを「ファイル」に設定した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101491 配列を参照していないポインター配列の0番要素の逆参照に配列の要素番号を変数で渡した場合,エラーが返される代わりに配列の要素番号に使われた変数に値が代入されました。

  • ACI0101487 Windows版のコンパイルモードのみ。DIALOGコマンドでアプリケーション全体がフリーズすることがありました。

  • ACI0101486 IMAP_SetPrefsで指定したフォルダーパスに記号が含まれる場合,IMAP_MsgLstがエラー-38を返しました。

  • ACI0101484 Webサービス(SOAP)でオブジェクト型を入力変数に使用した場合,サーバーがクラッシュしました。

注記: SOAP DECLARATIONIs collectionIs objectをサポートしていません。修正により,エラーが返されるようになりました。

  • ACI0101483 POP3_SetPrefsで指定したフォルダーパスに記号が含まれる場合,POP3_MsgLstがエラー-38を返しました。

  • ACI0101468 フォーカス可で入力不可のオブジェクト(階層リスト・ルーラー・ステッパー・リストボックス)にフォーカスが移動した場合,日本語IMEが無効になりませんでした。ボタン・ラジオボタン・チェックボックスであれば問題ありません。そのようなオブジェクトにテキストをタイプ入力することはないので,日本語IMEは自動的に切られるべきです。

  • ACI0101465 View ProエリアはSET ALLOWED METHODS'に対応しているはずですが,ワイルドカード文字(@)による一括指定ができませんでした。

  • ACI0101538 オブジェクトメソッドが設定されているフォームオブジェクトの名称をフォームエディターのプロパティリストで変更した場合,大文字を小文字に変えただけであれば,オブジェクト名の重複とみなされ,新しいオブジェクト名に連番が付けられました。

  • ACI0101535 Write ProのHunspellスペルチェッカーをオランダ語(nl_NL)に設定した場合,「t.a.v.」というアクロニムがワードとして認識されませんでした。

  • ACI0101534 MSG_Extractで添付ファイルを保存した場合,ファイル名のアクセント文字が無視されました。ACI0098362が修正されたことによる副作用のようです。

  • ACI0101460 IMAP_MsgLstでアクセント付き文字(é ê ë â)が正しく返されませんでした。

  • ACI0101456 リストボックスに表示されたカレントセレクションをクエリで更新した直技にshift+クリックで行を選択した場合,1番目の行ではなく,最後にクリックした行からshift+クリックした行までが選択されました。ACI0101433が修正されたことによる副作用です。

  • ACI0101446 macOS Big Surのみ。command+.(キャンセル)のキーボードショートカットを設定することも入力することもできませんでした。

  • ACI0101444 VP Convert from 4D Viewでドキュメントを変換しようとした場合,エラー-10713が返されることがありました。

  • ACI0101434 SQLBindParameterで送信されるODBCのパラメーターが正しくありませんでした。ACI0101084が修正されたことによる副作用を修正したACI0099846による副作用のようです。

  • ACI0101433 LISTBOX SELECT ROWでリストボックスの行を選択した後,shift+クリックで別の行を選択した場合,正しい範囲の複数行が選択されませんでした。LISTBOX SELECT ROWで選択した行ではなく,1番目の行からshift+クリックした行までが選択されました,

  • ACI0101432 Field nameにオブジェクト型のプロパティを渡した場合,コンパイルエラーになりました。

  • ACI0101427 Write Proウィジェットのタブを1個に限定し,単独のパネルとして使用した場合,シンタックスエラーが返されました。ウィジェット全体を使用すれば問題ありません。

  • ACI0101406 バイナリモードのみ。リストボックスのフッターにForm.propertyのようなフォーミュラを入力することができました。ヘッダーやフッターのデータソースに設定できるのは変数だけです。オブジェクト記法が入力された場合,型宣言コンパイラーメソッドに無効な宣言コマンドが出力されました。

  • ACI0101405 オブジェクト型フィールドにコレクションが含まれている場合,OB Copyでエンティティをコピーしただけでフィールドがtouchedになりました。

  • ACI0101397 ラベルエディターでフォームを指定し,自動リサイズオプションを解除した場合,列数の設定が無視されました。

  • ACI0101378 View Proエリアのリボンインターフェースで拡張子.csv以外の一般的なテキストファイルをインポートすることができませんでした。

  • ACI0101285 4D Viewから変換されたView Proドキュメントに長いフォーミュラが挿入されている場合,スプレッドシートをロードするのに数分を要しました。長いフォーミュラとは,25個のAVERAGEを計算して合計を求めるような数式のことです。v17では問題ありませんでした。

  • ACI0101029 Windows版のみ。CEF版のWebエリアでWA SET PAGE CONTENTを使用し,ページをリロードした場合,$4dオブジェクトでプロジェクトメソッドが呼び出せなくなることがありました。

  • ACI0100986 Write Proドキュメントに挿入されたフォーミュラをST Get expressionsST get content typeでループ処理した場合,アプリケーションが無反応になりました。

  • ACI0100904 数週間にわたってストアドプロシージャを実行した場合,作成したローカル配列の最後の要素に対するアクセスが範囲チェックエラー-20001になることがありました。

  • ACI0099816 リストボックスのシングルクリック編集が有効にされている場合,controlまたはshiftキーを押しながら入力不可カラムをクリックして複数の行を選択することができませんでした。クリックしたのが入力可カラムであれば問題ありません。

  • ACI0098296 HTTP Gethttp://maps.googleapis.com のAPIをコールした場合,ステータスコード403を返されました。

  • ACI0097691 Mac版のみ。システム環境設定(キーボード>ショートカット>コントロール間のフォーカス移動をキーボードで操作)を有効にしても,タブ操作でポップアップメニューにフォーカスを移動することができませんでした。

  • ACI0101830 データエクスプローラーの高度なデータベースクエリに条件をタイプ入力した場合,正しい結果は表示されますが,クエリプランにはシンタックスエラーの(未定義のプロパティtypeを読むことができません)が表示されました。

  • ACI0101833 Windows版のみ。フィールドに関連づけられたポップアップメニューから値を選択した後,他のフィールドに値が入力できなくなりました。

  • ACI0101826 ユーザーモードでレコードのロードとアンロードを繰り返していると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101732 View Proスプレッドシートのリボンインターフェースが表示されている場合,JavaScript(spread.commandManager().execute())でコピー&ペーストができませんでした。

  • ACI0101806 SET PRINT PREVIEWを実行した場合,システム変数OK1が代入されました。

  • ACI0101798 VP SET SELECTIONで選択した行または列のドラッグ&ドロップが正しく動作しませんでした。

  • ACI0101795 WA Evaluate javascriptで評価したコードで問題が発生した場合,Webエリアのインスペクターにエラーが表示されませんでした。同じコードをWebエリアのコンソールに入力した場合のようにエラーが表示されるべきです。

  • ACI0101768 データソースに配列またはコレクションが設定されたオブジェクトに対してOBJECT SET LIST BY REFERENCEを使用した場合,リストが更新されませんでした。

  • ACI0101764 スプラッシュ画面に表示されるログのアスペクト比が保持されず,ウィンドウと一緒にリサイズされました。

  • ACI0101756 フォームオブジェクトにピクチャ・日付・時間型のデータソースが設定されてい場合,OBJECT SET FORMATが正しく動作しませんでした。

  • ACI0101688 オブジェクトのデータソースにコレクションが使用できるようになりましたが,OBJECT SET FORMATで時間フォーマットSystem time long (11) または MM SS (6) を渡した場合,値が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101685 オブジェクトのデータソースにコレクションが使用できるようになりましたが,OBJECT SET FORMATでタイムゾーンをサポートしている日付フォーマットDate RFC 1123 (10) または ISO Date GMT (9) を渡した場合,値が正しく表示されませんでした。

  • ACI0101673 コンパイルモードのみ。逆参照したポインター配列の要素がBLOB変数に対するポインターに対するポインターだった場合(例: $size:=BLOB size(($ap{1}->)->)),シンタックスエラーが返されました。テキスト・倍長整数型の変数に対するポインターであれば問題ありません。

  • ACI0101751 OBJECT SET FORMATで表示フォーマットを設定した場合,ユーロ記号が表示されませんでした。ACI0101685が修正されたことによる副作用のようです。

  • ACI0101743 For each/End for eachブロック内にORDER BY FORMULAを記述した場合,シンタックスチェック中にエラーが返されました。

  • ACI0101736 IMAP_transporter.delete()でメールを削除した後,別のメールボックスを選択した場合,削除フラグの設定されたメールが削除されませんでした。IMAP_transporter.expunge()を明示的に実行する必要があります。

  • ACI0101730 数値型またはオブジェクト型のプロパティをコンボボックスのデータソースに設定した場合,「自動挿入」プロパティが動作しませんでした。テキスト型であれば問題ありません。

  • ACI0101689 Mac版のみ。Webエリアに表示しようとしたページからリダイレクトされた場合,URL変数に新しい値が代入されませんでした。


リンク