シングルユーザー版のアプリケーションをビルドしてWindowsのProgram Filesフォルダーにインストールした場合,初回のPHP Executeでエラーが返されるかもしれません。PHPを実行するためには,php.iniファイルを更新し,auto_prepend_fileに_4D_Execute_PHP.phpのパスを追加する必要がありますが,シングルユーザー版の場合,このファイルはアプリケーション内のResourcesフォルダーに作成されるため,ファイルの更新には管理者権限が必要です。エラーを回避するためには,コンテキストメニューを使用し,初回だけ管理者として実行することができます。
クライアント版アプリケーションの場合,Resourcesフォルダーはアプリケーション内ではなく,AppData内のクライアントデータベースフォルダーに作成されるため,php.iniファイルの更新に管理者権限は必要ありません。