バージョン: 18.2
ビルド: 253915
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ACI0100970 プロジェクトモードのみ。
On Load
イベントでOBJECT DUPLICATE
を使用し,非表示のリストボックスで複製した場合,フォームを閉じると同時にアプリケーションがクラッシュしました。 -
ACI0100968 リストボックスの描画が不自然でした。垂直スクロールバーの上下に四角形の領域ができました。表示モードが「あり」であれば問題ありません。表示モードが「自動」の場合に問題があります。垂直スクロールバーの上下はヘッダーおよびフッターと同じカラーで塗りつぶされるべきです。
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ACI0100989 Windows版のみ。ダウンロードしたインストーラーの開発元が「4D SAS」ではなく「未確認」と表示されました。
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ACI0100756
OB Is empty
にフォーミュラオブジェクトを渡した場合,True
が返されました。 -
ACI0100622 クライアント/サーバー版のみ。
dataClass.get()
のプライマリーキーに空の文字列を渡した場合,スタンドアロン版ではnull
が返されましたが,クライアント/サーバー版ではそれぞれの属性がnull
にセットされたエンティティが返されました。 -
ACI0100564
dataStore.canceTtransaction()
メソッドを実行した場合,トランザクション中に削除されたエンティティのロックが解除されませんでした。 -
ACI0100845 メールオブジェクトの
messageId
プロパティに空の文字列を設定してトランスポーターでメールを送信した場合,MIMEメッセージのMessage-ID
ヘッダーが中途半端(<>
)な状態で出力され,メールがスパム扱いになる恐れがありました。messageId
プロパティが未定義であれば,自動的に値が設定されるので,問題ありません。 -
ACI0100821 ストラクチャをプロジェクトにエクスポートした場合,出力フォームに配置されたブール型フィールドが正しく変換されませんでした。
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ACI0100797 WebサーバーにHTTPの
PATCH
メソッドを送信した場合,HTTPヘッダーのX-METHOD
フィールドに値がセットされませんでした。
注記: PATCH
メソッドは,PUT
に代わり,2010年ごろからリソースを更新する手段として使用されるようになりました。PUT
はリソース全体を置き換えるのに対し,PATCH
はリソースの一部(たとえばJSONの属性など)を変更するために使用することができます。
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ACI0100727 v16からv17に変換されたストラクチャの場合,フォームエディターのプロパティリストでチェックボックスの標準アクションを
accept
に設定することができました。 -
ACI0100698 macOS 10.14のみ。3Dチェックボックスの「開示ボタン」をクリックした場合,
Form event code
コマンドが正しいイベントを返しませんでした。10.15では問題ありません。 -
ACI0100687 Mac版のみ。4D for iOSの「プロダクションサーバーデータファイル」を有効に設定した場合,
Mobileapps
フォルダーにkey.mobileapp
ファイルが作成されませんでした。ACI0100704(修正済み)と関連のある問題です。 -
ACI0100858
folder.getIcon()
メソッドがエラーを返しました。 -
ACI0100828 フォームの2ページ目以降にWrite Proドキュメントを表示した場合,上部ツールバーに選択テキストに対応するカレントスタイルシートが表示されませんでした。
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ACI0100803 Write Proの表組に極太のボーダーを設定した場合,ラインに細い隙間が描画されました。
注記: 問題は修正されましたが,デフォルトの背景クリッピングボックスが「段落」に設定されているため,アンチエイリアス処理により,背景カラーがボーダーにオーバーフローすることがあります。これが問題であれば,クリッピングボックスを「padding-box
」に変更することができます。
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ACI0100649 Mac 64ビット版のみ。プラグインSDKのエントリーポイント
PA_GetKey
は,option
キーの補助を利用して入力したアクセント文字を返しませんでした。U.S.キーボード配列の場合,option
キーを押しながらu
e
i
のようなキーを押すことにより,結合用のアクセント記号を入力することができますが,PA_GetKey
は,そのような文字に対して0
を返し,続けて入力されたキーをアクセント記号がない文字のコードを返しました。 -
ACI0100890 32ビット版で作成されたラベル定義ファイルをラベルエディターでロードしようとした場合,エラー
-9930
が返されました(Editor_ON_DATA_CHANGE
コンポーネントメソッドの286
行目)。ACI0096880が修正されたことによる副作用のようです。 -
ACI0100851 クライアント/サーバー版のみ。サーバーがWindows版の場合,1対Nリレーションが存在するテーブルに対して
dataClass.fromCollection()
メソッドを実行するとエラーが返されました。
注記: コレクション中に属性が作成される順序が原因でした。リレーション属性がコレクションの最後にある場合に問題が再現しました。
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ACI0100842 Mac版のみ。ZIP圧縮したアプリを
ZIP Read archive
で展開した場合,内部のシンボリックリンクがオリジナルのアイテムよりも先に展開されるため,アプリが起動できませんでした。 -
ACI0100781
MSG_Extract
で取り出した添付ファイル名のアポストロフィ記号がデルタ(∆
)記号になりました。 -
ACI0100891 プロジェクトモードのみ。フォームエディターからフォームを実行し,ウィンドウを移動またはリサイズして閉じた場合,次回の実行で配置が再現されませんでした。
geometryStamp
プロパティが更新されていないためです。 -
ACI0100868 Mac版のみ。4D for iOSの「プロダクションサーバーデータファイル」を有効にし,「公開」セクションにサーバーのIPアドレスとポート番号を入力した後,サーバー側の
mobileapps
からkey.mobileapp
をファイルをクライアント側にコピーし,「データ」セクションでローカルのキーファイルを選択しても,「サーバーはオンラインです」のメッセージが表示されませんでした。 -
ACI0100790 プロジェクトモード。フォームのプロパティを変更した場合など,特的の条件では,ドキュメントが更新されたことを示すアイコン(Macでは閉じるボタンのスポット,Windowsではアスタリスク記号)が表示されませんでした。プロパティリストを操作した後,フォームエディターをクリックすれば,アイコンが表示されます。
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ACI0100897 非常に長い件名のメールをトランスポーターで送信した場合,空白文字が挿入されました。ヘッダーエンコーディング
mail mode UTF8 in base64
で問題が発生します。 -
ACI0100872
PICTURE PROPERTIES
の第1パラメーターにオブジェクトのピクチャ型プロパティを渡した場合,コンパイルモードでエラーが返されました。代わりにピクチャ型のローカル変数を使用すれば問題ありません。
注記: 問題は修正されましたが,アプリケーションを再コンパイルする必要があります。修正されたのはPICTURE PROPERTIES
コマンドだけです。
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ACI0100760 4D View Proエリアを表示した直後のタイプ入力に対し,
On After Edit
イベントが発生しませんでした。Macの場合,アプリケーションを再起動した後は問題が発生しません。Windowsの場合,最初に入力したのが数字であれば,問題は発生しません。いずれのプラットフォームでも,最初の文字をフォーミュラバーから入力したのであれば,問題は発生しません。また,セルをダブルクリックして入力モードに移行したのであれば,問題は発生しません。セルを選択した状態から直接タイプ入力を開始した場合に問題が発生します。 -
ACI0099052
FTP_Receive
およびFTP_Delete
はデンマーク語の文字(æøå
)に対応していませんでした。エラー10060
が返されました。 -
ACI0100809 クライアント/サーバー版のみ。IPアドレスの「許可/拒否リスト」のエントリーにクライアントの「拒否」アドレスと「すべて許可」を組み合わせた設定を入力した場合,拒否」に設定されているアドレスからクライアントを接続することができました。たとえば
拒否 "192.168.2.2"
拒否 "192.168.2.8"
許可 *
から1
行目(サーバーのローカルIPアドレス)を削除した場合,1
行目に繰り上がった「拒否」アドレス(クライアントのIPアドレス)から接続することができました。
注記: 「すべて許可」の前に拒否アドレスが指定されていれば,そのアドレスは許可の例外となります。拒否アドレスの前に「すべて許可」が指定されていれば,拒否アドレスの指定は無効となります。これが本来の仕様です。修正前,常にサーバーのローカルIPアドレスが「許可/拒否リスト」のIPアドレスと照合されていました。
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ACI0100779 テーブルの暗号化を有効にした時点で該当するテーブルにレコードが存在しなかった場合,そのテーブルにレコードを追加することができませんでした。
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ACI0100722
File
に定数(例:Build application log file
)を渡し,そのファイルが存在しなかった場合,「引数番号1が無効です」というエラーが返されました。ファイルが存在しないだけであり,パラメーターが間違っているわけではないので,このようなエラーが返されるべきではありません。
注記; 修正により,Get 4D file
もエラーではなく,理論上のファイルパスを返すようになりました。例外はBackup log file
およびLast backup file
です。実際にバックアップを実行するまでパスは未定なのでNull
が返されます。
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ACI0100696 Windows版のみ。画面の下方で日本語を入力した場合,変換プログラムの候補リストが入力中の文字列を覆い隠してしまいました。ポップアップがテキスト入力エリアの(上端ではなく)下端から上に向かって描画されるためです。
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ACI0100846 Windows版のみ。地域と言語が英語(シンガポール)に設定されている場合,日付フォーマット(
System Date abbrievated
)が正しくありませんでした。DD/MM/YY
ではなくMM/DD/YY
で表示されました。 -
ACI0100774 Windows版のみ。統合CEF版Webエリアに画像ファイルを表示した場合,リストボックスからWebエリアにフォーカスが移動しました。リストボックスに表示された画像ファイルのパスを矢印キーで操作するようなインタフェースが正しく機能しません。システムWebエリアであれば,問題ありません。
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ACI0100442 Webサービス(SOAP)メソッドからテキスト配列を返した場合,クライアント側(
WEB SERVICE GET RESULT
)でアプリケーションがクラッシュしました。サーバーから返されるXMLが正しくないためです。
ARRAY TEXT(arrText;0)
SOAP DECLARATION(arrText;Text array;SOAP output;"arrText")
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ACI0100916
OBJECT SET SCROLLBAR
でピクチャオブジェクトのスクロールバーを表示した場合,フォームのページを切り替えると,スクロールバーが非表示に戻りました。 -
ACI0100908
FTP_Receive
のパラメーターにファイル名を渡した場合,相対パスとして処理されず,エラー-48
が返されました。 -
ACI0100879 Windows版のみ。SDIモードアプリを実行し,外部モニターに表示したWrite Proインタフェースで新規スタイルシートを作成しようとした場合,保存ダイアログがメイン画面に表示されました。
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ACI0100844 Windows版のみ。MDIモードで最大化されたウィンドウを表示しているプロセスが新規ウィンドウを表示した場合,新しいウィンドウは最大化されていない状態で表示されますが,そのウィンドウをマウス操作でリサイズしようとすると,アプリケーションがクラッシュしました。
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ACI0100708 Windows版のみ。サービス起動中のサーバーの自動アップデートが失敗しました。アップデーターのサービス名が間違っているためです。”4DS “+ストラクチャ名という固定値が使用されていますが,ストラクチャ名とサービス名が一致するとは限りません。
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ACI0100932 プロジェクトモードのみ。オブジェクトの「クラス」プロパティだけを変更した場合,JSONフォームの配置スタンプが更新されませんでした。
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ACI0100893 「外部ファイルのユーザー設定」が有効にされている場合,サーバー側の管理画面でクライアントをドロップすることができませんでした。
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ACI0100847 64ビット版のみ。
SET CURRENT PRINTER("")
でカレントプリンターをデフォルトプリンターにリセットすることができませんでした。 -
ACI0100794 自己署名証明書など,信頼されていない証明書を使用しているHTTPSページはCEF版の統合Webエリアに表示されませんでした。
注記: 修正により,信頼されていない証明書であるというメッセージが表示されるようになりました。
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ACI0099944
Execute on server
のようなコマンドに渡されたパラメーターが明示的に型宣言されていない場合,コンパイルに失敗しました。期待されるのは,デフォルトでバリアント型になることです。 -
ACI0100875 バイナリデータベースをプロジェクトにエクスポートした場合,そのプロジェクトが開けないことがありました。書き出されたXMLにエラーがあるためです。
注記: ストラクチャのコメントに無効な文字が含まれている場合に問題が発生しました。昔のバージョンのバグにより,自動コメントで制御文字が登録されてしまったケースがあるようです。修正により,XML 1.0でサポートされていない文字は無視されるようになりました。
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ACI0100841 Write ProドキュメントをDOCX形式でエクスポートした場合,文字レベルのスタイルシートが正しく変換されないことがありました。
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ACI0100840 Write Proドキュメントをエクスポートしてから再インポートした場合,
wk page first number
で設定したセクションの先頭ページが正しく反映されませんでした。 -
ACI0100925 Write Proのタブ位置は,水平ルーラーで移動することができますが,
alt
またはcontrol
を押しながらドラッグしても,4D Writeプラグインのように細かい操作をすることができず,目盛りの単位でしか動かすことができませんでした。
注記: 修正により,タブ位置を含め,ルーラー操作全般にモディファイアーキーが使用できるようになりました。
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ACI0100528 MSCでデータの圧縮と修復を実行した後,サーバーを再起動せず新しいデータファイルを開いた場合,インデックスの再構築でアプリケーションがクラッシュすることがありました。
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ACI0099670 Mac 64ビット版のみ。
SET WINDOW RECT
でウィンドウをリサイズした場合,プラグインエリアが正しく再描画されませんでした。プラグインに渡されるクリッピング領域がコマンドの実行後に更新されないためです。