4D-jp 4D Japan Technical Support Team

クライアント/サーバー版のブレークポイント

2020-04-06

サーバーに接続されたクライアント(4D Remote)のデザインモードでセットしたブレークポイントは,ユーザー別に管理されており,サーバー側に保存されています。クライアント側からExecute on serverを呼び出してストアドプロシージャを開始した場合,そのサーバー側プロセスは,コマンドを呼び出した4D Remoteのアカウント権限で実行されます。したがって,ユーザー管理者(Administrator)としてログインしたのであれば,総合管理者(Designer)がセットしたブレークポイントは通過することになります。

サーバー側のプロセスをTRACEコマンドでトレースした場合,サーバー側に表示されるデバッガは,ストアドプロシージャを開始したプロセスのユーザー権限ではなく,サーバー,つまりDesignerの権限で実行されています。クライアント側のユーザー権限でデバッグするためには,クライアント側でブレークポイントをセットする必要があります。


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