フォームのサイズが「自動」に設定されている場合,ウィンドウの最小サイズは,すべてのオブジェクトが表示できるサイズになります。そのようなウィンドウに対してSET WINDOW RECT
を使用する場合,ウィンドウの最小サイズを下回るような指定をすることがないようにしてください。
コマンドで強制的に変形された「自動サイズ」のウィンドウをユーザーがマウス操作でリサイズした場合,ウィンドウの境界付近に表示された中途半端なオブジェクトが完全に表示されるよう,ウィンドウサイズの補正が試みられますが,ウィンドウの境界部はスプリッターでもあるので,同時にオブジェクトがリサイズされ,再びウィンドウサイズが不足することになります。ウィンドウとオブジェクトが互いを増幅させるため,リサイズがいつまでも終わりません。「自動サイズ」のウィンドウに対してSET WINDOW RECT
を使用する場合,ウィンドウの最小サイズに違反するような設定をしないように注意してください。