4D-jp 4D Japan Technical Support Team

4D v19r2 修正リスト

2021-09-24

バージョン: 19r2
ビルド: 271172

  • ACI0102327 Windows版のインストーラーで4D Internet Commandsをインストールした場合,macOSではプラグインが認識されませんでした。Info.plistファイルのCFBundleExecutableキーが”4D InternetCommands”ではなく”${PRODUCT_NAME}”となっているためです。

  • ACI0102209 プロジェクトモードのみ。ビルド版アプリケーションでユーザーがcommand+shift+F9のキーコンビネーションを入力してランタイムエクスプローラーが表示することを阻止する手段がありませんでした。カレントユーザーは常にDesignerであるためです。

注記: 修正により,シングルユーザーのビルド版アプリケーションではキーコンビネーションでランタイムエクスプローラーが表示できないようになりました。表示するには新コマンドOPEN RUNTIME EXPLORERを使用してください。

  • ACI0102202 ストラクチャエディターの検索エリアが正しく動作しませんでした。

  • ACI0102300 デバイスにダウンロードされていないレコードの共有ユニバーサルリンクを開こうとした場合,まず同期が実行されるべきですが,すぐにリンクを開こうとするため,要求したレコードが表示されませんでした。

  • ACI0102269 4D for iOSアプリが起動していない状態で共有ユニバーサルリンクを開いた場合,詳細フォームではなく,リストフォームが表示されました。

  • ACI0102286 Windows版のみ。ゼロサイズの配列にバインドされたコンボボックスの下矢印ボタンをクリックした場合,アプリケーションがキー入力を受け付けなくなり,enterescapeでフォームを閉じることもできなくなりました。

  • ACI0102304 デスクトップ版のみ。ローカルのHTTPサーバーをHTTP Getでコールし,HTTPSプロトコルを使用した場合,アプリケーションがフリーズしました。

  • ACI0102307 __DeletedRecordsテーブルや__GlobalStampフィールドが存在しないデータベースで4D for iOSアプリをビルドしようとした場合,エラーが返されました。

  • ACI0102299 スケーラブルWebセッションが有効にされたプロジェクトをデスクトップ版で起動した場合,Webサーバーは自動的にコオペラティブモードに切り替わりますが,そのままプロジェクトを閉じた場合,プリエンプティブモードに戻りませんでした。

  • ACI0102298 Mac版のみ。Spotlightの検索からアプリケーションフォルダーを除外した場合,4D for iOSがXcodeのバージョン取得に失敗し,インストールが必要というメッセージが表示されました。mdfindコマンドがXcodeをみつけられないためです。

  • ACI0102276 デスクトップ版のみ。ローカルのREST APIをHTTP Requestでコールし,ピクチャ型のフィールドをリクエストした場合,アプリケーションがフリーズしました。ブラウザからコールすれば問題ありません。

  • ACI0102142 IMAP TransportergetMailコマンドで添付ファイル名が取得できないことがありました。

  • ACI0102288 クライアント側のツールバーに「管理」ボタンが表示されませんでした。

  • ACI0102268 Mac版のみ。SET ABOUTを実行しても,「…について」メニューの項目名がカスタマイズされませんでした。

注記: 18r6で起動後にシーケンスが調整されたことが関係しています。修正により,On Startupよりも後にプロジェクトメソッドでコマンドを実行すれば,メニューが更新されるようになりました。

  • ACI0102206 メソッドエディターでクラスではない一般的なオブジェクト型(C_OBJECTまたはvar : Object)のドット記法をコード補完で入力しようとした場合,プロパティやメンバー関数の候補が表示されませんでした。var : 4D.Objectであれば問題ありません。

  • ACI0102201 Mac版のみ。IPアドレスを特定して80番ポートでWebサーバーを開始することができませんでした。ヘルパーツールのインストール画面も表示されません。IPアドレスが「すべて(0.0.0.0または::つまりANY_ADDR)」であれば問題ありません。

注記: Appleでは,サーバーのTCPリスナーを特定のIPアドレスにバインドすることを例外的な処理とみなしているようです。macOS Mojave以降,iOSと仕様が統一され,1024未満のポート番号でサーバーを公開するのにヘルパーツールが不要となりました(非公式情報)。これに伴い4Dでも,ヘルパーツールの使用を中止しましたが,特定のIPアドレスにリスナーをバインドするためには,引き続きヘルパーツールが必要です。修正により,「すべて」以外のアドレスが指定された場合,以前と同じようにヘルパーツールが使用されるようになりました。

  • ACI0102166 クライアント/サーバー版のみ。ComponentsフォルダーにResourcesフォルダーが存在し,以前のクライアント接続で作成されたアーカイブが残っている場合,コンポーネントを入れ替えた後の再起動でキャッシュが再生成されないため,クライアント側のリソースがアップデートされませんでした。

注記: 修正により,ホストのResourcesフォルダーと同じロジックがコンポーネントにも適用されるようになりました。

  • ACI0102141 クライアント/サーバー版のみ。クライアント側でentitySelection.fromCollection()を実行した場合,日付ではなくISO文字列形式で日付が保存されました。

  • ACI0101834 クライアント/サーバー版のみ。クライアント側でロックしたエンティティを再びロックした後,エンティティにNullを代入してオブジェクトをクリアした場合,ロックが解除できなくなりました。Nullを代入した時点でエンティティは解放されるべきです。

  • ACI0102098 クライアント/サーバー版のみ。クライアント側でトランザクション中に保存したリレーション属性を再び保存しようとした場合,エンティティのスタンプがインクリメントされているために保存できないというエラーが返されました。

  • ACI0102260 collection.removehowManyパラメーターで指定した個数がindexパラメーターで指定した開始位置からの残数よりも多かった場合,開始位置が無視され,飽くまで指定した個数が削除されました。

注記: v19 LTS以降が修正されました。v18は過去バージョンと同じ振る舞いとなります。

  • ACI0101326 コンパイルモードのみ。ポインター型のプロジェクトメソッドのパラメーターにNullが渡された場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0102177 デザインモードのツールバーボタンをクリックし,ポップアップメニューから新規テーブルを追加した場合,ボタンのアイコンが表示されなくなりました。

  • ACI0102224 旧式ネットワークレイヤーのみ。クライアント側でSOAPサーバーをプリエンプティブモードで公開した場合,アプリケーションがフリーズする可能性がありました。

  • ACI0102206 メソッドエディターでクラスではない一般的なオブジェクト型(C_OBJECTまたはvar : Object)のドット記法をコード補完で入力しようとした場合,プロパティやメンバー関数の候補が表示されませんでした。var : 4D.Objectであれば問題ありません。

  • ACI0101233 View Proエリアのセットアップ中にウィンドウをリサイズした場合,アプリケーションがフリーズしました。On VP readyイベント直後のタイミングでJavaScriptの無限ループに陥る可能性があるようです。

  • ACI0102253 Mac版のみ。コンパイラーの画面に「設定」ボタンが表示されませんでした。

  • ACI0102248 Write ProドキュメントをMIME形式でHTMLエクスポートした場合,セル内テキストの垂直揃えが正しく変換されませんでした。セルの高さがテキストの高さを超えている場合,常に中央揃えとなりました。

  • ACI0102227 古いバージョンで作成されたフォームをv19に変換した場合,入力可チェックボックスが入力不可になりました。

  • ACI0102240 Write Proのドキュメントのセルに箇条書きまたは段落番号の付与されたテキストを記述した場合,ドキュメントを保存して開き直すと,セルが空になりました。

  • ACI0102228 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,テキストに余計なタブが挿入されることがありました。

  • ACI0102060 MSCのデータ検証で暗号化の問題が検出され,同じキーでデータを再暗号化して問題を解消した後,もう一度データを再暗号化した場合,MSCに表示されたエラーメッセージが消えませんでした。

  • ACI0102230 プラグインエリア上でoptionキーを押しながらドラッグ&ドロップ操作を開始することができませんでした。

  • ACI0102210 HTTP Getのレスポンスにtext/plain型で無効なJSONが返された場合,データの受信に使用したオブジェクト型の変数にNullが代入されませんでした。

注記: 19 R2では4D.Blobクラスのオブジェクトがサポートされるようになりました。後方 互換性のため,text/plain型のレスポンスをC_OBJECT型の変数で受け取ろうとした場合,汎用的なオブジェクト型がそのまま使用されることになりました。JSONが無効であれば,0バイトの4D.Blobオブジェクトではなく,Nullが代入されます。

  • ACI0102204 varキーワードで宣言された拡張クラスオブジェクトのメンバー関数を選択し,Alt+クリックで定義に移動しようとした場合,継承されたメンバー関数ではなく,拡張クラスがメソッドエディターで開れました。

  • ACI0102180 QR BLOB TO REPORTの第2パラメーターに空のBLOBを渡した場合,エラー9852が返されるはずですが,エラー200(データストリームの終端を超えた読み込み)が返されました。

  • ACI0102226 Mac版のみ。Macで作成したプロジェクトをWindowsで開き,ツールボックスを開いた場合,一番上の一般ユーザー(DesignerまたはAdministratorではないユーザー)が消滅しました。GET USER LISTでも当該ユーザーが返されません。Windowsで作成したプロジェクト,バイナリモード,v18では問題ありません。

注記: JSONファイルの解析に問題がありました。出現順にユーザーがロードされるため,Administratorよりも上位に一般ユーザーが存在する場合,ユーザー番号2がそのユーザーに与えられました。2というユーザー番号はAdministratorのために予約されているため,そのユーザーはAdministratorによって上書きされました。

  • ACI0102222 コンパイルモードでクラスのメンバー関数がエラーを返した場合,問題が発生した箇所の次行のコードがエラー画面にプレビュー表示されました。

  • ACI0102220 プロジェクトモードのみ。フォームエディター上で範囲を指定したオブジェクトを選択した場合,透明スプリッターやドロップダウンリストのボーダーが表示されました。スプリッターや透明ボタン(レンダリングしないボタン)のボーダーは,オブジェクトのサイズよりもおおきな領域をカバーする四角形として描画されました。

  • ACI0102212 SpreadJS 14.1以前に作成されたスプレッドシートをVP IMPORT FROM OBJECTでインポートした場合,無効なスプレッドシートオブジェクトが返されました。

  • ACI0102144 プロジェクトメソッドをRESTサーバーで公開した場合,テーブルが未選択でもスコープが選択できました。

  • ACI0102010 エンティティセレクション型のリストボックスのメタ情報式から返されるオブジェクトのunselectableプロパティを使用して行を選択不可にした場合,画面上は行が選択できませんが,カレント項目およびカレント位置プロパティが更新されました。

  • ACI0101963 Apple Siliconターゲットのみ。Xcode 12.5でSiliconターゲットのコンパイルを実行した場合,clangが $constants.cpp の処理に10分以上を要することがありました。

  • ACI0102160 クライアント/サーバー版のみ。ネットワーク設定を変更してから「最近使用したサーバー」画面からサーバーに接続しようとした場合,選択したサーバーに対する接続は失敗しますが,クライアントキャッシュにはunuse.txtファイルが作成されるため,再接続を試みるたびに新しいローカルキャッシュフォルダーが作成されました。unuse.txtファイルは,サーバーとの接続が確立されるまで作成されるべきではなく。接続エラーの発生と同時に削除されるべきです。そうでないと,再接続時にサーバー側のセッションが消えず,接続ライセンスが回収されません。

  • ACI0102181 Write Proドキュメントのテキストを上付き文字または上付き文字に設定した場合,行間スペースが変化しました。

注記: 修正により,4D WriteプラグインやMicrosoft Wordと同じ仕様になりましたが,修正前のWrite Proドキュメントは,段落スタイルや改ページ処理の位置が変わるかもしれません。

  • ACI0102189 Windows版のみ。SVGピクチャが挿入されたWrite ProドキュメントをPDF形式でエクスポートした場合,textArea要素のフォントカラーがすべてブラックになりました。プリンタードライバーでPDF出力した場合は問題ありません。

  • ACI0102171 クライアント/サーバー版のみ。ローカルクライアントでフォームエディターを使用した場合,データクラスがエンティティセレクション型リストボックスのデータソース候補として表示されませんでした。

  • ACI0102170 クライアント/サーバー版のみ。On Startupデータベースメソッドにコードが記述されている場合,テーブル間にリレーションが設定されているデータベースに起動時にクライアント側でエラーが返されました。

  • ACI0102159 コンパイルされたコンポーネントは,.4DZ形式のホストアプリケーションの共有メソッドにMETHOD GET PATHSでアクセスできませんでした。

  • ACI0102195 ストラクチャエディターの検索ウィンドウが使用できませんでした。

  • ACI0102155 Windows版のみ。4D Mobileの「ラベル&アイコン」セクションでアイコンを追加した場合,プロジェクトのビルドに失敗しました。.svgファイルの変換でエラーが返されているようです。

  • ACI0102016 プロジェクトモードのみ。プロジェクトメソッドのドキュメンテーションのハイパーリンクが動作しませんでした。

  • ACI0101855 システムの環境設定でアピアランスがダークモードに設定されている場合,4Dの環境設定でコードエディターのテーマを変更することができませんでした。

  • ACI0101854 スケーラブルなセッション管理が有効にされている場合,セッションを開始した後,Webサーバーを再起動してから同じクライアントから接続すると,新しいセッションが作成されました。

  • ACI0101853 ポップアップメニューのデータソースにリスト参照が使用されており,「選択項目の参照」または「選択項目の値」プロパティが存在する場合,項目を選択することができませんでした。

  • ACI0101852 ポップアップメニューに変数または式が設定されている場合,標準アクションとデータソースの値が同期しませんでした。

  • ACI0101851 Windows版のみ。WP EXPORT DOCUMENTを使用してWrite ProドキュメントをPDF形式でエクスポートした場合,ピクチャが出力されませんでした。

  • ACI0101850 オブジェクト型のプロパティに代入されたリスト参照番号を使用することができませんでした。

  • ACI0101849 Mac版のみ。複数のディスプレイが接続されている場合,メニューバーが表示されていないほうの画面ではOpen windowで作成したウィンドウが表示されないことがありました。

  • ACI0101847 View ProスプレッドシートをVP Convert to pictureでSVGに変換した場合,画像が出力されませんでした。

  • ACI0101846 フィールドの値にアクセント文字が含まれている場合,4D for iOSのカスタムフォーマッターでアイコン画像が表示されませんでした。

  • ACI0101845 フランス語版のみ。View Proエリアのインタフェースにローカライズされていない箇所がありました。

  • ACI0101843 U+FFFF または U+FFFE のような制御文字を含むテキストをスタイル付きテキスト入力エリアにペーストすることができませんでした。外部HTMLソースには,制御文字が含まれていることがあります。

  • ACI0101842 Open datastoreでデータベースにアクセスしてスケーラブルなセッションを開始した後,ブラウザでREST APIのURLを開いた場合,スケーラブルなセッションが2件になりますが,その状態でブラウザをリフレッシュすると,さらに2件のセッションが作成されました。また,すでにセッションを開始しているデータベースに対し,新規プロセスでOpen datastoreを再実行した場合, On REST Authenticationがコールされ,セッションが追加されました。

  • ACI0101840 ピクチャボタンのデータソースを変数からファイルパスに変換した後,ストラクチャをプロジェクトに変換した場合,データソース名がプロパティリストに赤い文字で表示されました。データソースの値が"picture":"var:"(変数名が空)および"dataSource":"<>vPict"(プロパティを変更する前のピクチャ変数名)のような値に変換されるためです。"picture":"var:vPict"のように出力されるべきです。

  • ACI0101839 MSG_GetBodyから本文が返されませんでした。

注記: 問題は修正されましたが,できればMAIL convert from MIMEの使用を検討してください。

  • ACI0101838 ストラクチャをプロジェクトに変換した場合,プロパティリストに継承フォーム名が赤い文字で表示され,値を選択することができませんでした。

  • ACI0101837 |format1のようなカスタムフィルターがフィールドに設定されているストラクチャをプロジェクトに変換した場合,プロパティリストの値が赤い文字で表示されました。フィルターの値が"numberFormat":{"$ref":"/SOURCES/filters.json#/format1"}のように無効なJSONポインターに変換されるためです。"numberFormat":"|format1"のように出力されるべきです。

  • ACI0101833 Windows版のみ。フィールドに関連づけられたポップアップメニューから値を選択した後,他のフィールドに値が入力できなくなりました。

  • ACI0101832 Mac版のみ。macOS Big Surでは,サーモメーターのフォーマットを「バーバーショップ」に設定した場合,データソースに0以外の値をセットしても,プログレスバーがアニメーション表示されませんでした。Catalinaでは問題ありません。

  • ACI0101831 MSG_GetBodyからアクセント文字が正しく返されませんでした。

  • ACI0101826 ユーザーモードでレコードのロードとアンロードを繰り返していると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0101824 VP SET CELL STYLEVP RowまたはVP Columnを渡すことができませんでした。

  • ACI0101822 New processで新規プロセスを起動した場合,1回目はランタイムエクスプローラーでプロセスをアボートすることができますが,2回目はできませんでした。

  • ACI0101821 クライアント/サーバー版のみ。dataClass.newSelection()でエンティティセレクションを作成した場合,entity.reload()が使用できませんでした。

  • ACI0101813 Windows版のみ。スタティックテキストの内容がオブジェクトのサイズに収まらない場合,フォームエディターではオブジェクトの下端で表示が切れますが,ランタイムのレンダリングでは,テキストが1行でフォントサイズに対してオブジェクトの高さが不足している場合,テキストが下揃えになり,オブジェクトの上端を超えて表示されました。

  • ACI0101811 コンパイルモードではMillisecondsが倍長整数ではなく実数型を返しました。

注記: シンタックス定義ファイルが修正されました。インタープリターモードではシンタックス定義ファイルが参照されないため,実際のデータ型つまり倍長整数が返されました。修正により,どちらのモードでもValue type(Milliseconds)Is longintを返すようになりました。

  • ACI0101810 配列型リストボックスに表示されているブール型の列を高速でクリックし,ブール値を立て続けに更新した場合,すべての操作に対してOn Data Changeイベントが発生しませんでした。整数型の列であれば,イベントがスタックされます。

  • ACI0101809 アンダースコア記号で単語が連結されたテキストをダブルクリックした場合,テキスト全体ではなく,単語がハイライト選択されました。

  • ACI0101807 サーバー側にインストールされたプラグインを入れ替えた場合,新しいプラグインがクライアント側に転送されませんでした。

  • ACI0101805 ヘッドレスモードで実行中のサーバーでPRINT RECORD または PRINT LABEL のアスタリスク(*)オプションを省略した場合,アプリケーションが無反応になりました。ヘッドレスモードの場合,印刷ダイアログを表示することはできないので,アスタリスク(*)オプションが省略された場合,コマンドは何もせず,OKには0が代入されるべきです。

  • ACI0101801 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,FuturaフォントのcondensedスタイルがHelveticaフォントのregularスタイルで置換されました。

  • ACI0101799 Mac版のみ。リスト型サブフォームの行に配置されたオブジェクトのクリックイベントで新規ウィンドウを表示した場合,イベントを処理したオブジェクト以降の行がレンダリングされませんでした。

  • ACI0101794 クライアント/サーバー版のみ。クライアント側のWebサーバーは,常にスケーラブルなセッション管理が有効でした。

  • ACI0101787 時間・日付・ピクチャ型のリストボックス列をOBJECT SET FORMATで操作することができませんでした。

  • ACI0101785 Windows版のみ。テキスト入力オブジェクトまたはリストボックスのセルに日本語テキストを入力し,変換候補を確定した直後にスペースバーを使用した場合,入力したばかりの文字列が消滅しました。メソッドエディターでは問題ありません。

  • ACI0101775 Write Proドキュメントに挿入されたフォーミュラ内でWP TABLE DELETE ROWSを実行した場合,表組の行が削除されませんでした。

  • ACI0101766 Windows版のみ。Write Proドキュメントから生成したマルチスタイルテキストに標準テキストを連結してテキスト入力エリアに表示した場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0101748 Windows版のみ。地域と言語の設定が「トルコ」に設定されている場合,プロパティリストを表示するとアプリケーションがクラッシュしました。

注記: 内部コンポーネントがバイナリモードからプロジェクトに変換されたことに伴う副作用でした。トルコ語の「アイ」(İi)は大文字に点がついており,ラテン文字のアイとは別の文字として扱われなければなりません。

  • ACI0101744 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,スタイルが正しく適用されないことがありました。

  • ACI0101732 View Proスプレッドシートのリボンインターフェースが表示されている場合,JavaScript(spread.commandManager().execute())でコピー&ペーストができませんでした。

  • ACI0101729 shiftキーを押しながら上下矢印キーを入力してリストボックス行の選択範囲を拡大しようとした場合,範囲が移動するだけで,常に一定の行数が選択されました。

  • ACI0101725 LISTBOX SELECT ROWlk remove from selectionでリストボックス行の選択を解除した後,shiftキーを押しながらクリックまたは上下矢印キーの操作で選択範囲を変更しようとした場合,コマンドで選択を解除した行が選択の起点となりました。

  • ACI0101698 プロジェクトモードのみ。ストラクチャのコメントにXML 1.0で許可されていない文字が使用されている場合,バイナリデータベースから変換したプロジェクトを開くことができませんでした。

  • ACI0101691 MAIL Convert to MIME で出力されるメ–ルのContent-Typeヘッダーに不要なアンダースコア記号(_)が挿入されることがありました。

  • ACI0101684 保存オプションが「データファイル内」に設定されているピクチャに対してSET EXTERNAL DATA PATHを実行した場合,オーファンBLOBが発生しました。MSCのデータ検証を実行することにより,そのようなオーファンBLOBを検出することができます。

  • ACI0101665 Windows版のみ。サービス起動したサーバーでPRINT SELECTIONを使用し,Microsoft Print to PDFドライバー経由でPDFを出力した場合,0バイトのファイルが作成されました。Print formであれば問題ありません。

  • ACI0101647 Mac版のみ。ZIP Create archiveでアーカイブしたアプリをFinderのアーカイブユーティリティで展開することができませんでした。シンボリックリンクが作成できないようです。4Dのコマンドであれば展開することができます。

  • ACI0101591 テキストエディターなどの外部アプリケーションからコピーしたテキストをView Proエリアのリボンインターフェースまたはコンテキストメニューでペーストすることができませんでした。編集メニューは問題ありません。

  • ACI0101348 ユーザー設定が有効にされたアプリケーションをビルドし,Program Filesにインストールして,書き込みが許可されている場所にデータフォルダーを作成した場合,OPEN SETTINGS WINDOWUser settings for data fileを開こうとすると,アプリケーションがクラッシュしました。Structure settingsであれば,開くことができます。

  • ACI0101309 VP Import from objectNullまたは空のオブジェクトを渡した場合,エラーが返されました。期待されるのは,新規スプレッドシートが作成されることです。

  • ACI0101263 Write Proドキュメントのテキスト全文(500,000文字程度)を選択してコンテキストメニューの「コピー」を選択した場合,アプリケーションがフリーズすることがありました。

  • ACI0101247 Windows版のみ。ヘッドレスモードでサーバーが実行されている場合,RESTOREコマンドでアプリケーションを復元することができませんでした。

  • ACI0101236 メソッドエディターにBegin SQL end s と入力した場合,自動コード補完を確定したタイミングでアプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0100864 フィールドのフォントが3of9.TTFに設定されたラベル設定ファイルを開こうとした場合,エラーが返されました。

注記: 修正により,エラーは表示されなくなりましたが,1993年製の「3 of 9」バーコードフォントは,現在のシステムでサポートされていないテクノロジーを使用しているため,画面にも印刷にもレンダリングされません。

  • ACI0100769 Write ProウィジェットにWP Insert tableを使用しているメソッドを入力してフォーミュラを評価した場合,アプリケーションがクラッシュしました。

注記: 問題は修正されましたが,Write Proドキュメントを更新するフォーミュラを同じWrite Proドキュメントに挿入することは勧められていません。

  • ACI0100450 HTTPのボディが0x000Dから始まる場合,Webサーバーがリクエストを正しく処理しませんでした。受信に時間を要するだけでなく,ヘッダーのContent-LengthGET HTTP BODYで受信したBLOBのサイズが一致しませんでした。

  • ACI0100355 View ProスプレッドシートをPDF形式でエクスポートした場合,フッターおよびヘッダーのフォントがドキュメントに埋め込まれませんでした。

  • ACI0100164 Windows版のみ。PRINT SELECTIONでフォームを印刷した場合,v15よりも時間がかかりました。SET PRINT OPTIONLegacy printing layer option オプションを有効にし,旧式プリントレイヤー(GDI)を使用すれば問題ありません。また,プリントマージンを変更しなければ問題ありません。

  • ACI0099508 Windows版のみ。GET PRINT OPTIONの第3パラメーターを省略してDouble sided optionを取得しようとすると,ランタイムエラーが返されました。「丁合い」は任意のパラメーターなので,省略しても問題ないはずです。

  • ACI0099046 macOS Big Surのみ。結合文字のダイアクリティカルマーク(^など)を入力した場合,別々の文字になりました。

  • ACI0098367 クイックレポートエディターで選択したフィールドをドラッグ&ドロップ操作で並び替えた場合,移動したフィールドがすべて同じフィールドになりました。回避するためには,フィールドを選択した後,画面を確定し,クイックレポートエディターを再表示してから並び替える必要がありました。

  • ACI0102125 プロジェクトモードのみ。フィールド入力の確定をREJECTで拒むことができませんでした。

  • ACI0102062 SET DATABASE PARAMETERのセレクター98(スリープ中のクライアントに対するタイムアウト)が適用されませんでした。スリープ中のクライアントに対するタイムアウトを過ぎてもユーザーがドロップされず,接続ライセンスも回復しませんでした。

  • ACI0102106 プロジェクトフォームの0ページで入力順を変更した場合,設定が反映されませんでした。

  • ACI0102145 バイナリモードのみ。プロジェクトモードにデータベースを変換した場合,リストボックスのヘッダーや列のフォントカラーや整列が変わってしまうことがありました。「自動」に設定されているプロパティ値が省略され,リストボックス全体の値を継承するようになってしまうことが原因です。

  • ACI0102127 バイナリデータベースをプロジェクトに変換した場合,ピクチャボタンのpathnameプロパティがエクスポートされないことがありました。昔のベータバージョンで作成されたボタンで問題が発生するようです。

  • ACI0102035 プロジェクトモードのみ。プロジェクトを開くたびにcatalog.4DCatalogファイルの内容が更新されました。フィールドなどのヘルプTipsが記述された<tip>タグの最後に改行コードが挿入されます。v18.4 HF3までは問題ありませんでした。動作に影響はありませんが,バージョン管理に支障をきたします。

  • ACI0101948 RESTリクエストでプロジェクトメソッドが実行された場合,管理画面でRESTセッションがドロップできなくなりました。

  • ACI0101642 Mac版のみ。ON EVENT CALLでイベントハンドラーメソッドをインストールした場合,リストボックスのヘッダーをタップをしてもOn Header Clickイベントが発生しませんでした。クリックであれば問題ありません。

  • ACI0102087 表組内のマージフィールドにフォーマット(例:MERGEFIELD pt_FC \# $,#.00)が設定されている.docxドキュメントをWrite Proにインポートした場合,マージフィールド名(«pt_FC»)は正しく取り出されますが,WP Get textから返されるテキスト値に改行コードが追加されました(«pt_FC»\r\r)。

  • ACI0102140 スケーラブルWebセッションを有効に設定し,REST API経由で同一のプロジェクトメソッドを連続コールした場合,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0102094 Mac版のみ。Apple Magic Mouseで入力エリアをクリックし,GOTO OBJECT(*; "")でフォーカスを消すと同時にALERTなどで新しいウィンドウを表示した場合,元のフォームに復帰したときにタブ順が次のオブジェクトにフォーカス表示が移動し,かつ,どこをクリックしても前のオブジェクトのコードが実行される状態に陥りました。

  • ACI0102157 APPLY TO SELECTIONのフォーミュラにローカル変数が使用されている場合,コンパイルモードでエラーが返されました。EXECUTE FORMULAを実行しているわけではないので,コンパイルモードでも問題ないはずです。

  • ACI0102122 サーバーとの接続が閉じられてしまった場合,SMTP Transporter.send()メソッドがエラーを返しました。トランスポーターのkeepAliveが有効にされている場合,前回のsend()から間隔が空いたときには,まず,リクエストの前にNOOPコマンドを送信し,必要であれば,サーバーに再接続するべきです。

  • ACI0102130 Mac版のみ。Apple Siliconターゲットのコンパイルモードでは,ビットワイズ演算値が正しくありませんでした。

  • ACI0102030 フォームに組み込まれたクイックレポートエディター上でカラムのドラッグ&ドロップを何度も繰り返した場合,エラーが返されました。

  • ACI0101878 プロジェクトモードのみ。データファイルのインデックス型がカタログのインデックス型と合致しない場合,ストラクチャエディターにはデータファイル側のインデックス型がストラクチャエディターに表示されました。そのため,ストラクチャ(プロジェクト)の入れ替えでインデックス型を変更することができません。バイナリモードでは,ストラクチャ側のインデックスが使用されました。

  • ACI0101933 Apple Silicon版のみ。フローティング画像が配置されているView ProスプレッドシートをVP convert to pictureでピクチャに変換した場合,エラーが返されました。Intelアーキテクチャでは問題ありません。

  • ACI0102139 バイナリモードのデータベースをプロジェクトモードに変換した場合,「スケーラブルWebセッション」の設定ができませんでした。データベース設定でオプションを有効にしても,WEB GET OPTIONWeb scalable session0を返しました。デフォルト値が正しくないようです。新規作成したプロジェクトは,デフォルトが1なので問題ありません。

  • ACI0102107 エクスプローラーの「テーブル」ページでテーブルを選択した場合,ダイアログの右側にフィールドリストが表示されますが,「ホーム」ページでは何も表示されませんでした。

  • ACI0102024 データファイルの暗号化を有効にした場合,レコードが登録されていないテーブルにはMSCが警告マークを表示しました。

  • ACI0099336 クライアント/サーバー版のみ。SET AUTOMATIC RELATIONの設定が


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