他の人とコラボレーションしながら作業するのは理想的な方法です。世界中のどこにいても、他の場所のチーム仲間と働くことができ、誰でもファイルやプロジェクトの最新バージョンを難なく見つけられます。全ファイルのバックアップを実行する代わりに、ロールバック元のリストア・ポイントを選択できるようにしながら、新しい機能をテストして、もしそれらが機能しなければロールバックする別の方法。そんな夢が現実になりつつあります。上記のシナリオは4D v18とプロジェクト・データベースによって可能となっています。
プロジェクト・データベースとは何か
プロジェクト・データベースとはテキストベースのファイル中の4Dデータベースです。これらのファイルには、フォーム、メニュー、ユーザー設定と必要なリソース全てが含めた、データベース・ストラクチャからユーザーインターフェイスに至るまで、4Dデータベース・アプリケーションのソースコード全てが含まれます。
プロジェクト・データベースは4D Developerアプリケーションを使って作成、取り扱いをします。プロジェクト・ファイルはその後、最終的なアプリケーションの運用ファイルを構築するために使用されます。
なぜプロジェクト・データベースを使って作業するのか
- 共有:同僚と簡単にコードを交換:コードの断片をメールにコピー/ペーストしてアップロードして実行することができます。
- フレキシビリティー:複数のアプリケーションを使用していて、会社のグラフィックの権利を順守しながらダイアログを再利用したい場合。各アプリケーションにコンポーネントをインストールするか、データベース間でフォームをコピーします。
- シンプルさ:特にグラフィックの権利を順守する条件において、全てのフォント、カラー、アイコンなどを、スタイルシートを使ってアプリケーション用に全てを定義します。
- デバッグ:プロジェクト・ファイルをソース管理レポジトリ中に保存することで、支障のあるコードのソースを配置してバージョン間を簡単に比較できます。
- 運用:ソース管理レポジトリを使えば、複数のブランチ(例:開発と製造)の管理が簡単です。
このリストは表面的なものですが、これらの利点は全てプロジェクトデータベースのおかげです。
プロジェクト・データベースがもたらす全ての新しい機能と可能性は今後のブログで詳しく述べていきます。お楽しみに!