Macには,アプリケーション間で共通のプリント設定が利用できます。あるアプリケーションで印刷ダイアログを表示し,プリセットを使用して印刷した後,別のアプリケーションで 印刷ダイアログを表示した場合,最後に使用したプリセットがデフォルトで選択されています。
4Dの場合,印刷ダイアログ(PRINT SETTINGS(Print dialog)
)の前にSET PRINT OPTION
を実行することにより,デフォルトで表示される設定を操作することができますが,最後の印刷にプリセットが使用された場合,プリセットの内容が優先され,コマンドの指定はダイアログに反映されません。これは仕様です。SET PRINT OPTION
でダイアログのデフォルト設定が変更できるのは,プリセットではなく,「デフォルト設定」が選択されている場合だけです。
システムのプリセットとSET PRINT OPTION
が競合するような場合,マニュアル操作でプリセットを「デフォルト設定」に戻すか,プリセットのポップアップメニューをクリックし,「プリセットを表示…」ダイアログで「プリント後にプリセットメニューを”デフォルト設定”にリセット」を有効にすると良いかもしれません。