v13以前のバージョンでPHP Execute
を実行した場合,アプリケーションのResourcesフォルダーに作成されるphp.ini
ファイルには,下記の1行が存在します。当時のPHPは,GDライブラリが外部DLLとしてコンパイルされており,起動時にロードする必要がありました。
extension=php_gd2.dll
17r5では,PHPがバージョン4
(32ビット版)から7
(64ビット版)にアップデートされました。このバージョンでは,GDライブラリが実行ファイルに埋め込まれているため,上記の1行は不要となりました。
v13で作成されたアプリケーションを17r5に変換した場合,PHP Execute
でエラー500
が返されるかもしれません。Windows 10 (1903) 以降,無効なDLLロードで例外が返されるようになったことが関係しているようです。
php.ini
ファイルの前述した行を削除またはコメントアウトすることにより,問題を回避することができます。