4D View ProはRリリース毎にさらに機能豊かになりつつあり、4D v17 R6も例外ではありません!新しいコマンドによって、4Dメソッドのパラメータ、名前、タイプとサマリーを特定することができます。そして、あなたのメソッドがより情報豊かで説明的になり、それらをエンドユーザーが使う助けになります。
日にちや時間を宣言したい場合は?そのメソッドが何をするのかをユーザーが理解するのを補助するために、短い説明を与えるのはいかがでしょう。VP SET ALLOWED METHODS コマンドで実行できるようになりました!
サンプルよりもこのコマンドを使う方法をより良く知る方法は何でしょう?あなたがサンプルの手順を読み終えて実行する頃までに、以下の結果が得られていることでしょう:
ステップ・バイ・ステップ・サンプル
VP SET ALLOWED METHODSコマンドは、4Dメソッドを実行する新しい方法を提供します。以下のデモは4D View Proの式中にある”Birth Information” メソッドを呼び出したい場合にどのようにするかを示しています:
C_TEXT($1)
C_DATE($2)
C_TIME($3)
C_TEXT($0)
// Create a string from parameters
$0:=$1+" was born on "+String($2)+" at "+String($3)
いかにしてメソッドを実行するか
オブジェクトを作成して、メソッドのコールネームを定義するためにオブジェクトの属性を使います:
$o:=New object
// Name of the method in 4D View Pro: "Birth Information"
$o.BIRTH_INFORMATION:=New object
次に$o.BIRTH_INFORMATION オブジェクトの中で、呼び出す4Dメソッドを定義します:
$o.BIRTH_INFORMATION.method:="Birth Information"
各パラメータに名前とタイプを追加する
メソッドのパラメータについて情報を持ったコレクションを追加します:
$o.BIRTH_INFORMATION.parameters:=New collection
$o.BIRTH_INFORMATION.parameters.push(New object("name";"First name";"type";Is text))
$o.BIRTH_INFORMATION.parameters.push(New object("name";"Birthday";"type";Is date))
$o.BIRTHparameters.push(New object("name";"Time of birth";"type";Is time))
サマリーを追加する
コマンドが何をするのかについてサマリーを特定します:
$o.BIRTH_INFORMATION.summary:="Returns a string from birth information"
パラメータの数を特定する
最後に、4D View Pro式の中にある引数の数を、最小値と最大値を追加することで制限できます。例えば、パラメータの全てが必須の場合:
$o.BIRTH_INFORMATION.minParams:=3
$o.BIRTH_INFORMATION.maxParams:=3
メソッドが必要とする分だけ属性を作成することができます。それからメソッドオブジェクト($o)をVP SET ALLOWED METHODS コマンドに渡します:
VP SET ALLOWED METHODS ($o)