Windows版でMDIウィンドウの閉じるボタンをクリックしたり,Alt
+F4
を入力したり,タイトルバーの左端にあるウィンドウメニューの「閉じる」アクションを実行したりしても,アプリケーションが終了しない場合,アプリケーション「終了」アクションがきちんと設定されているか,確認してください。
「終了」アクションが実行されるためには,「終了」標準アクションが設定された項目がメニューに存在しなければなりません。「終了」メニューを設定することにより,Windows版でMDIウィンドウの「閉じる」ボタンがこのメニュー項目に関連付けられます。Mac版では,アプリケーションメニューに「…を終了」という項目が追加され,代わりに本来の項目がメニューから取り除かれます。
このメニュー項目にプロジェクトメソッドが設定されていない場合,項目を選択すると,自動的に確認ダイアログが表示され,終了することに同意すると,アプリケーションの終了プロセスが始まります。
このメニュー項目にプロジェクトメソッドが設定されている場合,項目を選択すると,確認ダイアログは省略され,すぐにアプリケーションの終了プロセスが始まります。
「終了」標準アクションが設定された項目がメニューに存在しない場合,MDIウィンドウの「閉じる」ボタンをクリックしても何も起きません。