4D-jp 4D Japan Technical Support Team

4D v17r4 修正リスト

2019-04-06

バージョン: 17r4
ビルド: 235909

  • ACI0099436 Mac 32ビット版のみ。ストラクチャエディターでテーブルを削除しようとすると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0099434 アプリケーションモードのスプラッシュ画面に表示される画像が正しくありませんでした。アイコンに「DEV」という文字列が含まれていました。

  • ACI0099421 Windows版のみ。 ODBCアドミニストレーターの「設定」ボタンがdisabled状態のため,4Dデータソースの名前を編集することができませんでした。

  • ACI0099381 SMTP New transporterで設定したメールの件名が67文字(ASCII)を超過する場合,メールクライアントに件名が正しく表示されませんでした。途中で?= =?UTF-8?Q?のような文字が表示されました。

  • ACI0099401 Windows版のみ。ツールボックスのメニューエディターでメニューバーを作成すると,;プレビューエリアにアップルのアイコン画像が表示されました。

  • ACI0099386 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,アンカー表示のピクチャ参照が表示されなくなりました。インライン表示であれば問題ありません。

  • ACI0099118 64ビット版のみ。クイックレポートの出力形式にカスタムHTLMテンプレートを指定した場合,常にデフォルトのテンプレートが使用されました。

  • ACI0098848 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,ピクチャ型フィールドの内容が正しく変換されませんでした。

  • ACI0099353 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,ボールドとイタリックの両方が設定されたセルのスタイルが正しく変換されませんでした。

  • ACI0099352 Mac版のみ。On Mobile App Authenticationデータベースメソッドから返されたStatusオブジェクトのstatusTextプロパティの文字列が常に空でした。

  • ACI0099345 行の高さが1行に設定されたリストボックスをJSONフォームで表示した場合,フォントサイズ等に関係なく,常に1行が20ピクセルで表示されました。

  • ACI0099297 ワーカープロセスを起動し,呼び出しプロセスがSignal.trigger()で信号を送信するまでSignal.wait()で待機した場合,初回は成功しますが,その後,Signal.wait()を実行で呼び出しプロセスからの信号を再び待機することができませんでした。

  • ACI0099357 セルの集合に背景色が設定された4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,一番右の列と一番下の行はセルの背景色が正しく変換されませんでした。

  • ACI0099337 特定のピクチャが挿入された4D ViewドキュメントをVP Convert from 4D ViewでView Proに変換しようとすると,途中でエラー314が返され,画像が変換されませんでした。

  • ACI0099252 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,一部セルの高さおよびフォントサイズが正しく変換されませんでした。

  • ACI0099199 VP NEW DOCUMENTコマンドで短時間に連続してドキュメントをView Proエリアにロードした場合,エリアが空になりました。

  • ACI0099195 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,一部セルの背景およびフォントカラー設定が失われ,非表示設定が解除されました。

  • ACI0098573 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,「スタイル > セル」メニューまたはPV SET RANGE PROPERTYコマンドで設定されたフォントカラーが正しく変換されませんでした。

  • ACI0099205 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,日付または時間フィールドを参照するセルの値が正しく変換されませんでした。日付は文字列型,時間は数値型の値になりました。

  • ACI0099186 4D ViewドキュメントをView Proに変換した場合,日付フィールドを別のフィールド値に連結するようなフォーミュラが正しく変換されませんでした。

  • ACI0099272 Write Proエリアに対してドラッグ&ドロップ操作をした場合,テキスト中のドロップ位置を示すカーソルが表示されませんでした。自動ドラッグ&ドロップでは問題ありません。

  • ACI0099335 メールの件名が一定の文字数を超過すると,受信したクライアントで文字化け表示されることがありました。

  • ACI0099328 プリエンプティブ実行モードでサーバー管理用の新コマンドをコンパイルすることができませんでした。

    • SEND MESSAGE TO REMOTE USER
    • DROP REMOTE USER
    • ABORT PROCESS BY ID
    • REJECT NEW REMOTE CONNECTIONS
    • SOAP REJECT NEW REQUESTS
  • ACI0099294 メソッド内にBegin SQL/End SQLコードブロックが存在する場合,コンパイラーに間違った行番号が表示されました。

  • ACI0099061 64ビット版のみ。クイックレポートエディターでカラムの水平揃えを変更することができませんでした。

  • ACI0099259 dataClass.fromCollection()の引数を省略すると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0099149 MAIL New attachmentで添付ファイルのcontent-dispositioninlineに設定しても,メールクライアントで受信してみると,通常の添付ファイルのように本文中ではなく文末に表示されました。

  • ACI0099098 Write Proで非表示文字であるタブが表示されるようにした場合,下線が付されたタブの下線が表示されませんでした。

  • ACI0099257 OBJECT SET ACTIONに定数ak noneを渡して標準アクションを「なし」に設定することができませんでした。

  • ACI0099237 ピクチャフォーマットが「バックグラウンド」または「トランケート(中央合わせなし)」に設定されているフォームオブジェクトをプロジェクト形式でエクスポート(あるいはFORM Convert to dynamicを使用)した場合,pictureFormatプロパティが書き出されませんでした。

  • ACI0099207 データベース設定でコンパイルパスが「すべて定義させる」の設定されている場合,New formula ($1)のようにパラメーターを参照するようなフォーミュラがコンパイルエラーになりました。

  • ACI0099215 transporter.send()で送信したメールは,二重引用符のエンコードが正しくありませんでした。JSONのエスケープ記号であるバックスラッシュがそのまま送信されました。

  • ACI0099263 Mail convert to MIMEにファイルが添付されたメールを渡した場合,空の文字列が返されました。

  • ACI0099244 複数のプロセスが同一のエンティティに対して同時にORDAでアクセスした場合,アプリケーションがクラッシュすることがありました。

  • ACI0098517 特定のデータベースでは,4D for iOSのビルド処理で「ポインターによるタイプ再定義エラー」が返されました。

  • ACI0099218 Mac 64ビット版のみ。境界線スタイル「浮き上がり」の四角形は,17R3以前のバージョンよりもボーダーラインが太く描画されました。

  • ACI0099232 4D WriteドキュメントをWrite Proの変換した場合,フォントカラーがブルーからブラックに変化する場合がありました。

  • ACI0099231 4D WriteドキュメントをWrite Proの変換した場合,スモールキャピタル文字が通常の大文字に変化する場合がありました。

  • ACI0099202 4D WriteドキュメントをWrite Proの変換した場合,カスタマイズされた箇条書きの記号を変更することができませんでした。

  • ACI0099204 macOS 10.14 Mojaveのみ。ベベルスタイルのボタン(3Dラジオボタン/3Dチェックボックスを含む)が「押されたままの状態」になりませんでした。値には1がセットされますが,ボタンのアピアランスが通常の状態に戻ってしまいます。

  • ACI0098288 クイックレポートにフィールドが1個しか追加されていない場合,小計行でポップアップメニューを表示させるとエラー9852が返されました。

  • ACI0099185 4D View ProエリアのオブジェクトメソッドでOBJECT Get name(Object current)をコールした場合,空の文字列が返されました。

  • ACI0099165 クライアント/サーバー版のみ。dataClass.newSelection()で作成したエンティティセレクションにentitySelection.add()でエンティティを追加した場合,そのエンティティセレクションのリレーション属性を求めるとNullが返されました。

  • ACI0099123 クライアント/サーバー版のみ。エンティティセレクションにentitySelection.add()でエンティティを追加した場合,追加されたばかりのエンティティの位置がentity.indexOf()で返されませんでした。

  • ACI0099182 4D for iOSは,フィールド名をキーワードに分解し,語頭以外を小文字に変換してスペースで区切ることにより,フィールドのラベルを自動的に生成しました。日本語のように単語を分かち書きしない言語では余計な処理です。

  • ACI0099178 RCTP TOあるいはMAIL FROMname <sender@domain.com>形式のメールアドレスが渡された場合,一部のメールサーバーはエラーを返しました。大多数のサーバーはこの形式を許容するようですが,SMTPプロトコルに従い,アドレスだけを送信するべきです。

  • ACI0099161 無効なポート番号またはドメイン名がメールトランスポーターオブジェクトに渡された場合,transporter.checkConnectionでエラーが返されました。期待されるのは,statusオブジェクトにエラー情報が返されることです。

  • ACI0098972 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,カスタマイズされた箇条書きの記号が引き継がれませんでした。

  • ACI0099101 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した場合,印刷時に背景が透明ではなくなりました。

注記: 4D WriteドキュメントをWrite Proに変換した後,WP SET ATTRIBUTESwk background colorwk transparentに指定し,WP PRINTで印刷してください。WP Newで作成した新規ドキュメントのデフォルト背景色は,表示モードを問わず#FFFFFFですが,埋め込みモードであれば,背景をwk transparentに設定し,背後のオブジェクトが透けて表示されるようにすることができます。

  • ACI0099004 Mac 64ビット版のみ。On Display DetailイベントでOBJECT SET ENTERABLEを使用し,リストフォーム上のテキスト入力オブジェクト(フィールドまたは変数)を入力不可に設定するようなコードが存在する場合,リスト上でレコードの更新イベント(On Load Record)が発生すると,入力不可に設定されたテキスト入力オブジェクトが表示されませんでした。

  • ACI0097745 Mac 64ビット版のみ。スラッシュ記号 (/) が含まれるファイルパスを処理することができませんでした。

注記: 本来,ファイルパスのスラッシュ記号は,POSIX APIで許可されない文字ですが,修正により,そのようなファイルを従来(32ビット版)のバージョンと同じように扱えるようになりました。

  • ACI0099030 4D Writeドキュメントを4D Write Proに変換した場合,挿入されたフォーミュラー式の日付フォーマットが変わってしまうことがありました。

注記: 定数と文字列の両方で別々の日付(または時間)フォーマットが定義されている場合に問題が発生します。修正により,文字列でフォーマットが定義されている場合,定数のフォーマットは無視されるようになりました。

  • ACI0099126 32ビット版のみ。Welcomeウィザードにアプリケーションのバージョン情報(下段中央)や「ログイン/ログアウト」ボタン,「こんにちは」の文字列などが表示されませんでした。

  • ACI0099077 4D Write Proドキュメントに下揃えのアンカー画像を挿入し,埋め込みモードで表示し,ドキュメントの高さが増減するようにその画像の上にテキストを追加した場合,画像をクリックしたときに表示されるハンドルの位置が移動しませんでした。

  • ACI0099056 Windows版のみ。SDIモードでMovable form dialog boxタイプのウィンドウをOpen form windowおよびDIALOGで表示した場合,タイトルバーをクリックした場合にしかウィンドウが最前面に移動しませんでした。期待されるのは,コンテンツエリアをクリックした場合にもウィンドウが最前面に移動することです。Plain form windowでは問題ありません。

  • ACI0099041 4D Viewドキュメントのセルに=-If(9999<B2;5;0)のような条件式が含まれている場合,VP Convert from 4D Viewでアプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0099032 VP EXPORT DOCUMENTでエクスポートした.xlsxファイルをMicrosoft Excelで開こうとすると,「問題が検出されました」というエラーが表示されました。

  • ACI0099014 64ビット版のみ。CEF版Webエリア内では,矢印キーでカーソルの位置を移動することができませんでした。また,F9F12といったファンクションキーも使用できませんでした。

  • ACI0099012 特定のフォーミュラ式(例:C1/D1)が使用されている4D Viewドキュメントを4D View Proにコンバートした場合,フォーミュラ式が正しく変換されませんでした。

  • ACI0098982 64ビット版のみ。INVOKE ACTIONak pasteアクションでペースト操作を実行することができませんでした。

  • ACI0098969 64ビット版のみ。ユーザー認証ダイアログに表示される画像をLoginImage.pngでカスタマイズした場合,右にある「ユーザー認証」の文字が画像によって隠されませんでした。期待されるのは,32ビット版と同じように,このテキストが表示されないことです。

  • ACI0098967 Mac 64ビット版のみ。ウィンドウを表示しない状態で4D Serverを運用した場合,システムのAppNapによってパフォーマンスが大幅に低下しました。4D ServerにAppNapが適用されていることは,アクティビティモニターで確認することができます。

  • ACI0098958 Write Proドキュメントに式が挿入されている場合,WP Get selectionから正しいレンジが返されませんでした。式から返される値の文字数が勘定されていないようです。

  • ACI0098955 ビルドされたクライアント/サーバーアプリケーションでSET UPDATE FOLDERおよびRESTART 4Dコマンドを使用し,自動アップグレードを実施しようとすると,アプリケーションがクラッシュしました。

  • ACI0098483 コレクション/エンティティセレクション型のリストボックスは,セレクション型リストボックスのように再描画されないことがありました。

注記: リストボックスの「カレント項目」オブジェクトは参照カウントされています。同じオブジェクトが同一フォーム上の別オブジェクトでも使用されているかもしれないためです。一方,フォームオブジェクトを操作せず,別の方法で「カレント項目」オブジェクトを更新した場合,リストボックスの再描画フラグが立たないため,表示に食い違いが生じることになります。この問題を回避するためには,下記いずれかの対策が必要でした。修正により,こうした対策を講じる必要がなくなりました。

  1. 「カレント項目」をリストボックスで扱う必要がないのであれば,このプロパティを設定しない

  2. 「カレント項目」をリストボックスで扱う必要があり,リストボックスの外でも一時的にカレント項目を更新する必要があるのであれば,カレント項目を更新した後,Form.listboxCol:=Form.listboxColの要領で明示的にリストボックスのエンティティコレクション/カレントセレクションの更新フラグを立てる

  • ACI0098445 メソッドエディター上で半角カタカナが正しく表示されませんでした。たとえば,濁点付きの文字列が含まれる場合,カーソルが文字の真ん中に表示されたりしました。あるいは,行全体を選択した場合,文字列の前半だけがハイライト表示されました。

  • ACI0098422 Mac 32ビット版のみ。プリンターが接続されていない状態でWP PRINTを実行した場合,ランタイムエラーが返されました。

  • ACI0098322 Mac 64ビット版のみ。シートウィンドウに表示されたオブジェクトでは,On Mouse Moveフォームイベントが発生しませんでした。

  • ACI0098141 macOS 10.13 High Sierraのみ。フォームエディターで階層リストまたはリストボックスオブジェクトを選択した場合,プロパティリストの『アピアランス』ページにあるスクロールバー設定のポップアップメニューの内容が間違っていました。「自動・あり・なし」ではなく,「自動・自動シーケンス番号・インデックス」が表示されました。ただし,使用しているうちに内容が正しくなることもあります。

  • ACI0098123 Windows 64ビット版のみ。サーバーの運用中にサマータイム期間が終了した場合,サーバーを再起動するまで,Current time(*)から返される時間がサマータイムで返されました。

  • ACI0097987 WA OPEN URLfile:///から始まるローカルファイルURLを開いた場合,スラッシュ記号(/)が%5Cに置換されました。32ビット版のWebエリアであれば,URLの文字列が置換されていても,ページは表示されます。64ビット版のWebエリア(Blink)では,ページが表示されません。

  • ACI0097420 Mac版のみ。統合Webレンダリングエンジンが配置されたサブフォームの内容をOBJECT SET SUBFORMで別のフォームに切り替えた場合,On Close Boxフォームイベントが発生し,親フォームが閉じられました。

  • ACI0098915 64ビット版のみ。コマンドで追加されたメニュー項目に対してGET MENU ITEMを使用した場合,空の文字列が返されました。メニューエディターで追加されたメニュー項目であれば問題ありません。

  • ACI0098913 MODIFY SELECTIONを実行したプロセスのメニューバー再描画に問題がありました。MODIFY SELECTIONのウィンドウを閉じた後,プロセスのメニューとウィンドウのメニューバーが合成された状態になりました。最前面アプリケーションを切り替えれば,問題が解消されます。新規プロセスでMODIFY SELECTIONを実行すれば問題ありません。

  • ACI0098896 LISTBOX SELECT ROWで選択中の行を削除した場合,リストボックスの『カレント項目位置』プロパティに正しい値が返されませんでした。0ではなく,エンティティセレクションのサイズが返されました。

  • ACI0098891 クライアント/サーバー版のみ。ORDAコードで実行されたトリガの中でCurrent userを呼び出した場合,カレントユーザー名ではなく,デフォルトのユーザー名が返されました。

  • ACI0098873 複数のフィールドが連結された4D Viewドキュメントを4D View Proに変換した場合,参照が正しく変換されませんでした。=TABLE1_C1()&" "&TABLE1_C2()ではなく,TABLE1_C1()+" "+TABLE1_C2()のように加算演算子が挿入され,値が#VALUE!となりました。

  • ACI0098872 Windows版でOEM版のサーバーアプリケーションをビルドした場合,ヘルプメニューが一番左側に表示されました。

  • ACI0098836 日本語版のみ。デバッガ表示中にキーボードショートカットのcommand++でフォントサイズを拡大することができませんでした。command+-で縮小することはできます。またUSキーボード配列(+キーの位置が違います)では問題ありません。

  • ACI0098814 SDIモードでクイックレポートエディターを使用した場合,印刷ダイアログが表示されませんでした。

  • ACI0098805 macOS 10.14 Mojaveのみ。4D Writeまたは4D Viewドキュメントをディスクに保存することができませんでした。

  • ACI0098799 macOS 10.14 Mojaveのみ。4D Serverの管理画面の表示が崩れていました。ページ切り替え用のタブに不要な白い垂直線が表示されました。

  • ACI0098783 同時に大量(400ユーザー/2000プロセス)のクライアントが接続されているサーバーを運用していると,9時間から48時間が経過した後,徐々に処理速度が低下することがありました。SQL(ODBCによる外部リクエストおよびBegin SQL/End SQLによる内部リクエスト)の接続と切断が頻繁に発生している状況で起きるようです。

  • ACI0098781 TimePickerウィジェットが配置されたフォームを表示すると,bound variable changedというメッセージが表示されました。

  • ACI0098771 クライアント/サーバー版のみ。コレクション型のリストボックスのデータソースをentity.RelatedTableのように設定し,カラムのデータソースをThis.Fieldに設定したリレート属性を表示させようとした場合,初回だけエラーが表示されました。

  • ACI0098770 日本語が入力できないようにフィルターが設定されたリストボックスのセルを編集しているときに,他のアプリケーションやデスクトップにフォーカスを移動し,4Dに復帰した場合,日本語入力モードが有効になりました。Windows版の場合,この状態でテキストを入力すると,独立したIMEウィンドウ上で文字列が編集されました。期待されるのは,日本語入力がオフになることです。

  • ACI0098769 オブジェクト型フィールドをSET FIELD VALUE NULLNullに設定することができませんでした。

  • ACI0098759 Windows版のみ。クライアント自動アップグレードを実行すると,xerces-c_3_2.dllがみつからない,というエラーが返されました。

  • ACI0098753 印刷設定ダイアログを表示している間,1個のCPUが完全に占有されました。バーチャルマシン,あるいはターミナルサーバーやCitrixサーバーなどで4Dを運用している場合,同時に印刷設定ダイアログを表示させているユーザーの数だけCPUが占有されました。

  • ACI0098734 クライアント/サーバー版でentity.clone()を実行した場合,フィールドの値が空でした。ローカルモードではコピー元のエンティティと同じ値が代入されています。プライマリーキーがUUIDの場合にだけ問題が発生します。

  • ACI0098731 日付フィールドに対するクエリをSQLで実行した場合,正しいレコードが返されないことがありました。

  • ACI0098728 コレクション型のリストボックスで,カラムのデータソースにプライマリーキーではないフィールドにリンクしたリレーション属性を表示させた場合,最初の表示はできますが,ヘッダーをクリックして並び替えを試みると,アプリケーションがフリーズしました。間違ったリレーション属性が使用されているようです。

  • ACI0098725 entity.lock()でロックしたエンティティに対して再度entity.lock()を実行した場合,ローカルモードでは{"success:true"}が返されますが,リモートモードでは{"success:false"}が返されます。

  • ACI0098723 新規プロセスでORDAコードを実行した場合,4D ServerにはNew processで指定したプロセス名ではなく,RESTという一般名が表示されました。たとえば,entity.save()を実行すると問題が発生します。SAVE RECORDでは問題ありません。

  • ACI0098719 ビルドされたアプリケーションを起動した環境に4Dフォルダーが存在しない場合,4Dpeer.txtファイルが作成できない,というエラーが返されました。ビルドされたアプリケーションの場合,デフォルトの4Dフォルダーではなく,そのアプリケーションのカスタマイズされた設定フォルダーが使用されるべきです。

  • ACI0098713 『サブレコード追加』標準アクションが設定されたボタンのあるダイアログから新規ウィンドウを表示した場合,そのウィンドウを閉じた後,『サブレコード追加』ボタンのdisabled状態が解除されませんでした。

  • ACI0098707 64ビット版のみ。統合Webエリアにキーコンビネーションでアクセント文字を入力した場合,文字が結合されませんでした。たとえばéではなく,´´eが入力されました。

  • ACI0098683 64ビット版のみ。メニューに2本の区切り線を設定した場合,続くメニューアイテムに関連付けられたメソッドが実行されませんでした。区切り線を続けて設定した場合,システムはそれを1個の項目として扱いますが,4Dはそれを2個の項目として扱っているようです。

  • ACI0098641 インデックスの設定されたオブジェクト型フィールドに対してORDAでクエリを実行した場合,IN比較演算子でシーケンシャルクエリが実行されました。

  • ACI0098632 4D Viewプラグインで作成したスプレッドシートを4D View Proに変換しようとすると,アプリケーションがハングする場合がありました。特定のファイルだけで問題が発生します。

  • ACI0098609 64ビット版のみ。クイックレポートエディターのページ設定画面で用紙の向きを変更した場合,設定が保存されませんでした。アプリケーションを再起動すると,用紙の向きが縦(デフォルト)に戻りました。

  • ACI0098590 アプリケーション配布のための新アーキテクチャーが無効に設定されており,旧式ネットワークレイヤーを使用している状態でenginedserver.4dlinkで指定されたサーバーに接続できないと『サーバーに接続』ダイアログが表示されますが,『利用可能なサーバー』ページには新ネットワークレイヤーで公開されているサーバーの名前だけが表示されました。Alt/optionキーを押しながらアプリケーションを起動してダイアログを呼び出せば,旧式ネットワークレイヤーで公開されているサーバーも表示されます。また,カスタムタブにアドレスを入力すれば,旧式ネットワークレイヤーで公開されているサーバーに接続することができます。

  • ACI0098578 SMTP_SetPrefs (0;2;0)のように改行コード挿入設定に0とした場合,MIMEにCRLFコードが重ねて出力され,一部のメールクライアントではHTMLが表示される代わりにBASE64のエンコードデータがそのまま表示されました。

  • ACI0098555 クライアント/サーバー版のみ。ORDAで空の日付フィールドにアクセスした場合,Nullが返されました。期待されるのは00/00/00が返されることです。

  • ACI0098674 カレントセレクションが空のテーブルに対してLONGINT ARRAY FROM SELECTIONを使用した場合,空の配列が返されませんでした。

  • ACI0098669 entity.clone()でピクチャー型のフィールドがコピーされませんでした。

  • ACI0098767 64ビット版のみ。アプリケーションと同じフォルダーに「GPUCache」というファイルが作成されました。

  • ACI0098954 macOS 10.14.1 Mojaveのみ。オペレーションシステムを10.14.1にアップデートした後,特定の画像ファイルが正常に表示されなくなりました。10.14.0では問題ありません。横方向の画素数が4の倍数でない場合,1行毎にドットが右にずれて表示されます。CREATE THUMBNAILで画像サイズを変更した場合にも同じ現象が発生します。クイックレポートエディターなど,一部の標準エディターに使用されているアイコンでも現象が確認できます。

  • ACI0098950 4D View Proドキュメントに挿入されたフォーミュラから日付を返された場合,ISO形式の日付が正しくありませんでした。ローカル日付(時間は00:00:00)ではなく,UTCに変換された日付が返されました。

  • ACI0098846 4D Viewドキュメントを4D View Proに変換した場合,日付フォーマットの定数が対応する日付フォーマットの文字列に変換されませんでした。たとえば,日付フォーマットの5DD/MM/AAAAに変換されませんでした。

  • ACI0098810 v11以前のバージョンで作成されたアプリケーションをアップグレードした場合,「互換性」データベース設定の「 Web変数に値を自動的に代入する」がチェックされた状態になりました。アップグレードしたアプリケーションのデータベース設定は,デフォルトで旧バージョンの振る舞いを踏襲するものであるべきです。

  • ACI0098796 オブジェクトのプロパティ名に' " [ ]などの文字が使用されていた場合,オブジェクト型フィールドのインデックスが正しく構築されませんでした。

  • ACI0098768 クライアント側ではSET DATABASE PARAMETERTips DelayセレクターでヘルプTipsの設定を変更することができませんでした。

  • ACI0098762 クエリエディターを開いたとき,並び順で最初に表示されるフィールドに対してストラクチャエディターで選択リストが設定されていると,自動的に選択リストのポップアップ画面が表示されました。

  • ACI0098717 Windows 64ビット版のみ。「Microsoft Print to PDF」をプリンターに設定した場合,SET PRINT PREVIEWでプレビューを有効にすることができませんでした。印刷プレビュー画面が表示される代わりに,「名前を付けて保存」ダイアログが表示されました。

  • ACI0098680 Mac 64ビット版。最前面プロセスが表示している最後のウィンドウを閉じた後,Frontmost process(*)はそのプロセス番号ではなく,-1を返しました。

  • ACI0098665 SQLのEXECUTE IMMEDIATEの結果を2次元配列で受け取ることができませんでした。エラー1429が返されました。

  • ACI0098648 SET FILE TO PASTEBOARD(…;*)を実行し,複数のファイルパスをペーストボートに登録した場合,値は追加されてゆくはずですが,実際には上書きされ,最後に登録したファイルパスだけがセットされました。

  • ACI0098618 複数のフォームをエディターで開き,プロパティリストに未確定の値が入力されている状態でウィンドウを切り替えると,間違ったほうのフォームのプロパティが更新されました。

  • ACI0098550 印刷をキャンセルした場合,PAGE BREAKでエラー6が返されました。

注記: 修正により,印刷がユーザーにより中止された場合には,エラー処理メソッドが呼ばれるようになりました(エラー-128)。

  • ACI0098883 4D Write Pro文書で行の高さを100%よりも狭く設定することができませんでした。

  • ACI0098592 4D Write Proウィジェットの「情報」タブにフォーミュラ式を入力すると「存在しないパラメーターにアクセスしようとした」というランタイムエラーが返されました。

注記: このエリアは入力不可に設定されているべきでした。

  • ACI0098617 「詳細フォーム」が設定されていないリストタイプのサブフォームをサブルクリックすると,アプリケーションがフリーズしました。

  • ACI0098583 クイックレポートのカラムに時間フィールドの合計を設定した場合,計算値が正しくありませんでした。

  • ACI0098581 フォームエディター上でセレクション型リストボックスのマスターテーブル(データソース)を切り替えた場合,詳細フォーム名のポップアップメニューが設定したテーブルのものに更新されませんでした。

  • ACI0098576 4D Viewドキュメントを4D View Proに変換した場合,エラー-20007が返されることがありました。テキストに設定されたフォントを(PV Add fontではなく)マニュアル操作で変更した後,そのフォントをPV REMOVE FONTで削除した場合に問題が発生します。

  • ACI0098575 Mac 64ビット版のみ。メインモニターと外部モニターの間にOpen form windowでウィンドウを表示しようとした場合,ウィンドウが表示されないことがありました。

注記: システム環境設定のMission Controlで「ディスプレイごとに個別の操作スペース」が無効にされていれば問題はありません。


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