4D Remote, 4D for iOSなど,ネットワーク版のORDAは,RESTインタフェースに支えられています。標準的なJSONとしてエクスポートできるようなオブジェクトであれば,クライアント側からORDAで更新できますが,[object picture]
が属性に含まれるオブジェクト型,あるいはWrite Proドキュメントのようなバイナリ形式のオブジェクトは,ORDAのentity.save()
で保存することができません。これは仕様です。対照的に,4D View Proドキュメントは標準的なJSONなので,ORDAで更新することができます。
C_OBJECT($e)
$e:=ds.Invoices.get(5)
$e.writeProDocument:=Form.writeProDocument
$status:=$e.save()
このコードをクライアント側で実行した場合,バイナリ形式のオブジェクト型であるWrite Proドキュメントはフィールドに保存されず,エラーも返されないことに注意してください。
バイナリ形式のデータが含まれるオブジェクト型フィールドのentity.save()
は,17r5でサポートされる予定です。17.xでは,クラシックコマンドのSAVE RECORD
を使用する必要があります(ACI0099139)。